RMS に関するログファイルについて説明します。
クラスタシステムの管理者は、これらのログファイルのうち、通常、switchlog ファイルの内容をログビューアを使用して調査します。このファイルには、着信切替要求やノードで発生する障害など、RMS の重要なアクションがすべて記録されます。
/var/opt/SMAWRrms/log に格納されている RMS ログファイルを表 9.1 に示します。
モジュール | ファイル名 | 内容 |
すべて (BM、汎用ディテクタ、ノードディテクタ) | switchlog | 監視資源の切替えや異常に関する操作イベントが記録されます。通常、システム管理者は、ログビューアを使用して、このファイルの内容を調査します。 |
汎用ディテクタ | hvdet_xxx.gxxlog | ディテクタが受け取ったすべてのメッセージとジョブ指示 |
BM | bmlog | 実行時に BM が受信したすべてのメッセージが記録されます。 |
BM | tracelog | オブジェクト間で送信されるすべてのメッセージ、およびすべての変更指示が記録されます。デフォルトでは作成されません。 |
BM | abortstartlog | 起動中に、以下のメッセージが出ると、このファイルが作成されます。 |
ノードディテクタ (hvdet_node) | hvdet_nodelog hvdet_node | ディテクタからのメッセージが記録されます。 |