RMS のコンポーネント (BM (ベースモニタ) やディテクタなど) が動作している状態では、RMS に関するデバッグメッセージおよびエラーメッセージがログファイルに書き込まれます。
ログファイルは複数の種類があり、以下のディレクトリに格納されます。
/var/opt/SMAWRrms/log |
ログファイルの種類については、"9.3 ログファイル" を参照してください。
ディレクトリは、hvenv.local ファイルで設定されている RELIANT_LOG_PATH 環境変数で、変更できます。
ログファイルへの書き込みは、RMS を起動することで開始されます。
RMS を起動させると /var/opt/SMAWRrms/log/ 配下の各種ログファイルは世代管理されます。ログ情報は、/va/opt/SMAWRrms/log/ 西暦-年-月_時間 のディレクトリに、新規 log ファイルとして記録されます。
デフォルト設定では、BM がすべてのエラーメッセージをログファイルまたは標準エラー出力に書き込むようになっています。デフォルトオプションでデバッグ出力が詳細に制御されているため、通常はデフォルト設定を変更する必要はありません。
必要な場合は、BM で任意のノードの状態とメッセージをすべて記録することができます。
このデータは、当社のカスタマサービスセンタで、内容の調査を行うために利用されます。
注意
RMS 構成に固有のログファイルもログディレクトリに格納されます。管理者は必要に応じてこれらのファイルを調べる必要があります。これらのログファイルの名前は、RMS Wizard Tools で設定した RMS 構成によって異なります。詳細については、RMS Wizard Tools のマニュアルを参照してください。
以下のログファイルも、問題の解決に使用できます。
hvdet_nodelog
bmlog