■トラブル一覧
No. | 現象 | Solaris | Linux |
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Xenの仮想マシン環境でクラスタシステム構築中、ゲストOSの初期設定処理のvmSPinitコマンドで以下のメッセージが出力された | - | ○ | |
Xen環境で、ゲストOSの初期設定に失敗した | - | ○ | |
Oracle Solarisコンテナ環境を構築中、hvzonesetup -z <ゾーン名> -c を実行したところ、以下のようなエラーが出力された | ○ | - | |
zoneadm -z <ゾーン名> detach コマンドが失敗し、コンテナをグローバルゾーンから detach できない | ○ | - | |
VMware 環境でゲストOS の /etc/inet/hosts ファイルを変更したところ、ゲストOS がパニックした | - | ○ |
クラスタシステムを構築するゲストOSに「サービス支援機能オプション(vmSP)」がインストールされていない可能性があります。
または、管理OSまたはゲストドメインが高負荷の可能性があります。
クラスタシステムを構築するゲストOSに「サービス支援機能オプション(vmSP)」をインストールしてください。
または、しばらく時間を置いてから再度実行してください。
エラー原因の詳細は"PRIMEQUEST (1000 シリーズ)RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル(SupportDesk サービスご契約者様向け)"を参照してください。
ゲストOSの初期設定に失敗した場合、リカバリが必要となります。
ゲストOSのリカバリは、その時点のゲストOSの状態によってリカバリ方法が異なります。
リカバリ方法の詳細は" PRIMEQUEST (1000 シリーズ)RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル(SupportDesk サービスご契約者様向け)"を参照してください。
ノングローバルゾーンの /etc/system ファイル内のカーネルパラメタ msgsys:msginfo_msgmax の定義が複数行存在する場合に、本事象が発生します。
(アスタリスク(*)でコメントアウトされていても発生する場合があります。)
"d" には、0~9 の任意の数字が出力されます。
カーネルパラメタ msgsys:msginfo_msgmax の正しい値が設定された行を残し、それ以外の msgsys:msginfo_msgmax の定義を含む行を削除してください。
ゾーンのイメージが格納されたパス(以後、$(Zonepath)と記載)配下のパス $(Zonepath)/dev/.devfsadm_synch_door が使用中の可能性があります。
以下のコマンドを実行してから、zoneadm -z <ゾーン名> detach コマンドを再度実行してください。
# umount $(Zonepath)/dev/.devfsadm_synch_door
PRIMECLUSTER の I/O フェンシング機能を使用している環境において、ゲストOS の RMS および userApplication が動作している状態で /etc/inet/hosts ファイルが変更されると、I/O フェンシング機能によりゲストOS がパニックする場合があります。
ゲストOS の RMS を停止した状態で /etc/inet/hosts ファイルを変更してください。