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PRIMECLUSTER  かんたん設計構築ガイド 4.6
FUJITSU Software

4.2.4 クラスタアプリケーションの設計

ここではクラスタアプリケーションの設計について説明します。

切替および死活監視に使用するコマンドやスクリプトの設定

“PRIMECLUSTER導入運用手引書”においてCmdlineリソースと呼ばれているものです。切替え発生時のクラスタアプリケーションの制御や死活監視の際に使用する、コマンドやスクリプトを設定します。

記憶領域となるボリューム(クラス)の設定

クラスタアプリケーションの記憶領域となるボリュームを指定します。クラスタの概要設計でクラス数を設定しておくか、ボリュームの設計でボリュームを事前に作成している必要があります。

ノードの起動順序の設定

設計対象のクラスタアプリケーションにおけるノードの起動順序を設定します。クラスタの概要設計でノード数を設定しておくか、ノードの設計でノードを事前に作成しておく必要があります。1:1運用形態の場合、入力不可になります。(クラスタの概要設計画面で設定するため)

業務優先度の設定

複数のクラスタアプリケーションを設計する場合の優先度を設定します。1:1運用形態の場合、入力不可になります。(クラスタアプリケーションが1つのため)

クラスタアプリケーション間の排他設定

複数のクラスタアプリケーションを設計する場合の排他関係を設定します。1:1運用形態の場合、入力不可になります。(クラスタアプリケーションが1つのため)

引継ぎネットワークの設定

クラスタノード間で引き継ぐネットワークを設定します。

業務LANのなかからクラスタノード間でIPアドレスを引き継ぎたいネットワークを選択し、引継ぎに使用するネットワークインタフェースを選択します。