ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER  かんたん設計構築ガイド 4.6
FUJITSU Software

3.4 RHOSP環境で構築する場合の注意

RHOSP環境の場合は、クラスタ構築後に、以下の手順を実行する必要があります。

RHOSP環境以外の場合は、本手順は不要です。

  1. シャットダウン機構の停止

    全ノードで以下を実行してシャットダウン機構を停止してください。

    # sdtool -e
  2. シャットダウンデーモンの設定

    全ノードで、/etc/opt/SMAW/SMAWsf/rcsd.cfg に定義しているシャットダウンエージェントを SA_vmk5r から SA_vmosr に修正してください。

    # vi /etc/opt/SMAW/SMAWsf/rcsd.cfg
    <CFNameX>,weight=<weight>,admIP=<myadmIP>:agent=SA_vmosr,timeout=<timeout>
    <CFNameX>,weight=<weight>,admIP=<myadmIP>:agent=SA_vmosr,timeout=<timeout>
  3. シャットダウンエージェントの設定ファイルの変名

    全ノードで、/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmk5r.cfg を以下のように変名してください。

    # mv /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmk5r.cfg /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmosr.cfg
  4. シャットダウンエージェントの設定

    全ノードで、/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmosr.cfg 内の定義の末尾(cycleまたはleave-off)を削除してください。

    修正前:

    # vi /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmosr.cfg
    node1 instance1 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw== cycle
    node2 instance1 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw== leave-off

    修正後:

    # vi /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmosr.cfg
    node1 instance1 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw==
    node2 instance1 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw==
  5. シャットダウン機構の起動

    全ノードで以下を実行して、シャットダウン機構を起動してください。

    # sdtool -b
  6. シャットダウン機構の状態確認

    全ノードで以下を実行して、シャットダウン機構の状態がInitWorkedおよびTestWorkedになっていることを確認してください。

    # sdtool -s

    参照

    sdtool -s コマンドの表示結果については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”の“I.2.8.1 クラスタの初期設定”の“sdtool -s コマンドの表示結果について”を参照してください。