ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.4.0 クラスタ導入運用ガイド
FUJITSU Software

3.2.2 準備作業

ここでは、Symfoware Serverをセットアップする前に運用系および待機系で行う準備作業の手順について説明します。

3.2.2.1 資源の見積りと配置

Symfoware Serverで使用する各資源を見積もってください。

参照

見積り式の詳細は、“セットアップガイド”の“資源の見積り式”を参照してください。

データベースの容量見積りの詳細については、“RDB運用ガイド(データベース定義編)”を参照してください。

また、資源の配置先を決定してください。

MSFCと連携したフェイルオーバ運用を行う場合、資源は共有ディスクまたはローカルディスクに配置します。Symfoware Serverでは、データベースのようにフェイルオーバ後に運用状態を引き継ぐものは、共有ディスクに配置します。運用状態を引き継ぐ必要のないものは、ローカルディスクに配置します。

どの資源を共有ディスクまたはローカルディスクに配置するかについては、“2.2 フェイルオーバ運用のシステム構成”を参照してください。

参照

資源の配置先については、“セットアップガイド”の“Symfoware/RDB資源のディスク配置”を参照してください。

3.2.2.2 環境変数の設定

以下の環境変数の設定を行ってください。

環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定します。RDBシステム名はコマンドプロンプトからsetコマンドで設定します。ただし、運用待機でRDBシステム名をつけない運用の場合は、本設定は不要です。

環境変数RDBNAMEにRDBシステム名RDBSYS1を設定する場合

> set RDBNAME=RDBSYS1

参照

RDBシステム名については、“セットアップガイド”の“RDBシステム名の命名”を参照してください。