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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.1 導入手引書
FUJITSU Software

第7章 アップグレードインストール

本ソフトウェアを、旧バージョンから新バージョンに、アップグレードを行う場合のインストール手順を説明します。

注意

  • Enterprise Manager、Manager、および運用管理クライアントは、バージョンレベルを合わせてください。
    バージョン混在運用を行う場合は、「第8章 バージョン混在運用」を参照してください。

  • 32bit版から64bit版へのアップグレードインストールはできません。

  • アップグレードインストールを行うと、Managerの二階層運用、Managerの二重化運用、および、インストール後の運用途中に行ったPull/Pushの通信方式の切り替え設定は解除されます。アップグレードインストール後、再度設定を実施してください。

  • クラスタシステム運用されているManagerをアップグレードする場合は、一度クラスタ運用を解除し、アップグレード後、再度クラスタ運用設定を実施してください。

  • V12からアップグレードする場合は、アップグレード前のモニタデータは参照できません。

  • V13.0.0以降V13.4.0以前からアップグレードする場合は、アップグレード前のサマリデータ/モニタデータは参照することができませんが、アーカイブファイルとして出力されているデータについてはリストアすることにより参照することができます。

  • SAP NetWeaverの性能情報を収集している環境で、V13.4.0以前からアップグレードインストールを行った場合は、SAP NetWeaver連携の接続パラメーター定義ファイル(sqcGetSAPalertmon.ini)のPASSWORDに定義しているパスワードを暗号化してください。
    定義の方法は、使用手引書「接続パラメーター定義ファイル」を参照してください。

  • Oracle Database Serverの性能情報を収集している環境で、V13.5.0以前からアップグレードインストールを行った場合は、Oracle Database Serverの管理設定のための、収集テンプレート(template.dat) - [ORA]セクションのPASSに定義しているパスワードを暗号化してください。
    定義の方法は、使用手引書「Oracle Database Serverの管理設定」を参照してください。

  • 旧版からの非互換項目については、「第10章 非互換項目」で確認してください。