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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.1 導入手引書
FUJITSU Software

6.10 AgentのIPアドレス/ホスト名の変更

AgentのIPアドレス/ホスト名を変更する場合は、本節の作業を行う必要があります。

Managerで自身の性能情報を収集している環境で、ManagerのIPアドレス/ホスト名を変更する場合は、「6.4 ManagerのIPアドレス/ホスト名の変更」の作業に加えて、本節の作業を行う必要があります。

ポイント

現在設定されているIPアドレス/ホスト名は、sqcSetPolicy(ポリシー適用コマンド)の-vオプションで確認することができます。コマンドについての詳細は、リファレンスマニュアル「sqcSetPolicy(ポリシー適用コマンド)」を参照してください。


■AgentのIPアドレスを変更する場合

■Agentのホスト名を変更する場合

注意

コンソールでは、ホスト名変更前のAgentと変更後のAgentは別のAgentとして扱われます。変更前のAgentで収集した性能情報を、変更後のAgentに引き継ぐことはできません。

  1. 定義ファイルを修正します。

    • インストールレス型Agentの場合

      監視サーバにて、リモート監視定義ファイル(remoteAgent.txt)の"HOSTNAME"にホスト名が設定されている場合、ホスト名を変更後、必要に応じて"[HOSTNAME]"および"DISPLAYNAME"を変更してください。詳細は使用手引書「リモート監視定義ファイル」を参照してください。その後、sqcSetPolicyを実行します。詳細は「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照してください。

    • ポリシー配付機能を使用している場合

      接続先定義ファイル(agentlist.cfg)にて、接続先としてAgentのホスト名を指定している場合は、ホスト名を変更してください。詳細は使用手引書「接続先定義ファイルの作成」を参照してください。


  2. ホスト名変更後のAgentで、-hオプションに変更後のホスト名を指定してsqcSetPolicyを実行します。詳細は「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照してください。


  3. 管理コンソールの定義画面にて、変更後のAgentを登録します。詳細は、使用手引書(コンソール編)「Agents」または「未登録Agent情報の登録」を参照してください。


  4. Pull運用を行っていて、Pull通信定義でホスト名を設定している場合は、「4.4.1 Pull通信定義」および「4.4.2 Pull通信セットアップ」を参照して定義およびセットアップを行ってください。


  5. 変更前のAgentをコンソールから削除したい場合は、管理コンソールのAgent設定画面にて削除します。Agent設定画面の詳細は、使用手引書(コンソール編)「Agents」を参照してください。

    さらに、変更前のAgentで収集した性能情報が不要な場合は、リファレンスマニュアル「sqcPDBerase(データ削除コマンド)」を参照して削除してください。