参考
Managerとの通信方式について
インストール時には、Managerとの通信方式はPush方式で設定されます。
Pull方式を利用したい場合は、インストール後に切り替えを行ってください。切り替え手順については、「第4章 Pull型通信設定」を参照してください。
Windowsサーバに、サイレントインストールする手順を説明します。
■実行に必要な権限
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
■サイレントインストールの実行
WindowsマシンのDVD-ROM装置に本製品のDVD-ROMをセットします。
注意
DVD-ROMを使用せず、ネットワーク経由でインストールを実行する場合、インストーラの場所がローカルネットワーク外に存在すると、「プログラムの作成者が確認できない」という内容のメッセージが表示され、サイレントインストールが停止する場合があります。インストーラの場所をローカルネットワークとして設定後、サイレントインストールを実施してください。
以下のコマンドを実行します。
DVD-ROMドライブ:\swSilentSetup.bat -t <sqc-em | sqc-m | sqc-pm | sqc-a-sv | sqc-a-biz | sqc-cl> -f <インストール情報ファイル> [-p <インストール結果の出力先ディレクトリ>] |
コマンドについての詳細は、リファレンスマニュアル「swSilentSetup(サイレントインストール用コマンド)」を参照してください。
注意
サイレントインストール用コマンドの復帰値が3の場合、本製品を使用する前にコンピュータを再起動する必要があります。
運用管理クライアントをインストールするマシンに旧版の運用管理クライアントを導入していた場合、管理コンソールまたはコンソールを表示したWebブラウザ環境に、旧版の表示におけるインターネット一時ファイルが残っていることがあります。
Webブラウザ環境において、Internet Explorerのインターネット一時ファイルを削除してください。
ポイント
インストール完了後、以下の作業が必要です。
Enterprise Manager/Manager/Proxy Managerの場合
Enterprise Manager/Manager/Proxy Managerのセットアップ
Enterprise Manager/Manager/Proxy ManagerでAgentの機能を使用して自身の性能情報を収集したい場合は、「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、収集ポリシーの作成と適用を実施してください(Enterprise Manager/Manager/Proxy ManagerにAgentをインストールする必要はありません)。
Enterprise Manager/Manager/Proxy Managerのサービス/デーモンの起動と確認
「付録B 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、サービス/デーモンを起動してください。また、常駐プロセスが起動しているか確認してください。
Agentの場合
Agentのセットアップ
「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、収集ポリシーの作成と適用を実施してください
Agentのサービス/デーモンの起動と確認
「付録B 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、サービス/デーモンを起動してください。また、常駐プロセスが起動しているか確認してください。
運用管理クライアントの場合
運用管理クライアントの通信環境セットアップ
運用管理クライアントでは、HTTPの仮想ディレクトリの設定、および仮想ディレクトリのプロパティ設定を行う必要があります。「第5章 通信環境のセットアップ」を参照して、セットアップしてください。
コンソールの起動と確認
Webブラウザに以下のURLを指定して、コンソールが起動するか確認してください。
http://運用管理クライアントのホスト名/SSQC/AdminConsole.html |
環境設定については、「使用手引書(コンソール編)」を参照してください。
Linux/Solarisサーバに、サイレントインストールする手順を説明します。
■実行に必要な権限
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■サイレントインストールの実行
UNIXマシンのDVD-ROM装置に本製品のDVD-ROMをセットします。
注意
DVD-ROMを使用せず、ネットワーク経由でインストールを実行する場合、インストーラの場所がローカルネットワーク外に存在すると、「プログラムの作成者が確認できない」という内容のメッセージが表示され、サイレントインストールが停止する場合があります。インストーラの場所をローカルネットワークとして設定後、サイレントインストールを実施してください。
DVD-ROMをマウントします。
以下のコマンドを実行します。
/mnt/cdrom/swSilentSetup.sh -t <sqc-em| sqc-m | sqc-pm | sqc-a-sv| sqc-a-biz > -f <インストール情報ファイル>(*) |
コマンドについての詳細は、リファレンスマニュアル「swSilentSetup(サイレントインストール用コマンド)」を参照してください。
(*) DVD-ROM装置のマウントポイント/mnt/cdromについては、各システム環境に合わせてください
ポイント
インストール完了後、以下の作業が必要です。
Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agentのセットアップ
Enterprise Manager/Manager/Proxy Managerの場合
Enterprise Manager/Manager/Proxy ManagerでAgentの機能を使用して自身の性能情報を収集したい場合は、「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、収集ポリシーの作成と適用を実施してください(Enterprise Manager/Manager/Proxy ManagerにAgentをインストールする必要はありません)。
Agentの場合
「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、収集ポリシーの作成と適用を実施してください。
Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agentのサービス/デーモンの起動と確認
「付録B 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、サービス/デーモンを起動してください。また、常駐プロセスが起動しているか確認してください。