【Windows版】
項目 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
CPU | インテル(R) Xeon(R) プロセッサ 相当以上 | ||
ディスク空き容量 | インストールディレクトリ | 350MB | |
可変ファイル格納ディレクトリ | 350MB + データベース所要量 + アーカイブファイル所要量 (+ ログ所要量 (*)) *)Enterprise ManagerでAgentの機能を利用する場合 | データベース所要量およびアーカイブファイル所要量の見積り式については、「2.4.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り方法について」を参照してください。 ログ所要量の見積り式については、「2.4.1.3 ログデータ(Troubleshoot)容量の見積り方法について」を参照してください。 注意 ファイルシステムはNTFSのみをサポートします。 | |
メモリ空き容量 | 400MB以上 |
【Solaris版】
項目 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
CPU | SPARC64 600MHz以上 | ||
ディスク空き容量 | インストールディレクトリ | 300MB | |
定義ファイル格納ディレクトリ | 50MB | ||
可変ファイル格納ディレクトリ | 100MB + データベース所要量 + アーカイブファイル所要量 (+ ログ所要量 (*)) *)Enterprise ManagerでAgentの機能を利用する場合 | データベース所要量およびアーカイブファイル所要量の見積り式については、「2.4.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り方法について」を参照してください。 ログ所要量の見積り式については、「2.4.1.3 ログデータ(Troubleshoot)容量の見積り方法について」を参照してください。 | |
メモリ空き容量 | 300MB以上 |
【Linux版】
項目 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
CPU |
| ||
ディスク空き容量 | インストールディレクトリ | 300MB | |
定義ファイル格納ディレクトリ | 50MB | ||
可変ファイル格納ディレクトリ | 100MB + データベース所要量 + アーカイブファイル所要量 (+ ログ所要量 (*)) *)Enterprise ManagerでAgentの機能を利用する場合 | データベース所要量およびアーカイブファイル所要量の見積り式については、「2.4.1.2 性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り方法について」を参照してください。 ログ所要量の見積り式については、「2.4.1.3 ログデータ(Troubleshoot)容量の見積り方法について」を参照してください。 | |
メモリ空き容量 | 200MB以上 |
Enterprise Manager上にサマリデータを集約する場合、性能データベース/アーカイブファイルのための容量が必要になります。
性能データベース/アーカイブファイルの容量は、管理対象となるリソースのインスタンス数や保持期間、Agent/Proxy Manager数に応じた容量が必要になります。
サマリ画面で表示される情報のみが蓄積されるため、1つのAgent/Proxy Managerのために必要な容量は、Managerと比較すると少ない容量になります。しかしながら、すべてのManager配下の、すべてのAgent/Proxy Managerが対象になります。
下記の見積り手順で見積ってください。
ポイント
ディスクI/Oやディスク容量の分散のため、性能データベースやアーカイブファイルの格納先を変更することができます。
性能データベースおよびアーカイブファイルの格納先は、インストール時に指定するか、運用開始後の場合は「6.6.1 PDB/アーカイブファイル格納先の変更」に示す手順によって変更することができます。
■格納場所
性能データベースは、デフォルトでは以下のディレクトリ配下に格納されます。インストール時の設定または「6.6.1.1 PDB格納先の変更」に示す手順によって、格納先を変更することも可能です。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\data\ |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssqc/PDB/ |
アーカイブファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリ配下に格納されます。インストール時の設定または「6.6.1.2 アーカイブファイル格納先の変更」に示す手順によって、格納先を変更することも可能です。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\spool\BackupPDBinsert |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssqc/BackupPDBinsert |
■性能データベース/アーカイブファイル容量の見積り手順
管理対象となる各Agent/Proxy Managerのために必要な容量を見積ります。
1回あたりの収集で取得するレコード数の見積り
下記のサマリデータ見積りの表から、管理対象となるリソースのインスタンス数とサマリデータ係数を乗じたものを合計し、1回あたりの収集に取得するサマリデータのレコード数「MR」を算出します。
ポイント
たとえば、Windows上にSymfoware Serverが導入されているサーバについて見積る場合は、管理対象となるOS(Windows)とSymfoware Serverの欄に記載されているリソースのインスタンスについて計算したものを合計してください。
1回あたりの収集レコード数から、下記の計算式を使用して使用容量を計算します。
【性能データベース(PDB)容量の場合】
サマリデータ[KB]= (MR × 50[KB]) × サマリデータ保持期間[日]
ポイント
デフォルトの保持期間は以下のとおりです。
サマリデータ : 3[日]
【アーカイブファイルの場合】
アーカイブファイル容量[MB] = (MR × 45[KB]) × 4[日]
すべてのAgent/Proxy Managerについて算出した結果を合算します。その結果がManager上で必要な性能データベース/アーカイブファイル容量になります。
■サマリデータ見積り
管理対象 | インスタンス | サマリデータ 係数 |
---|---|---|
OS <インストール型の場合> | 1(固定値) | 30 |
OS <インストールレス型の場合> | 1(固定値) | 6 |
| 1(固定値) | 6 |
ゲスト数 | 6 | |
VMware vCenter | クラスタ数 | 4 |
リソースプール数 | 8 | |
Hyper-V <インストール型の場合> | 1(固定値) | 10 |
ゲスト数 | 10 | |
Hyper-V <インストールレス型の場合> | 1(固定値) | 8 |
ゲスト数 | 2 | |
Linux仮想マシン機能(KVM) <インストール型の場合> | ゲスト数 | 10 |
Linux仮想マシン機能(KVM) <インストールレス型の場合> | 1(固定値) | 6 |
ゲスト数 | 6 | |
Linux仮想マシン機能(Xen) <インストール型の場合> | ゲスト数 | 10 |
Linux仮想マシン機能(Xen) <インストールレス型の場合> | 1(固定値) | 6 |
ゲスト数 | 6 | |
cgroup | cpuacctサブシステム数 | 2 |
memoryサブシステム数 | 2 | |
blkioサブシステム数×デバイス数 | 2 | |
Oracle VM Server for x86 | 1(固定値) | 6 |
ゲスト数 | 6 | |
Solaris ゾーン <インストール型の場合> | ゾーン数 | 10 |
Solaris ゾーン <インストールレス型の場合> | ゾーン数 | 2 |
Solaris ゾーン(Solaris 10) <インストール型の場合> | ゾーン数 | 10 |
Oracle VM Server for SPARC 制御ドメイン <インストール型/インストールレス型の場合> | 1(固定値) | 4 |
ドメイン数 | 4 | |
OpenStack Compute(OpenStackの場合) | 1(固定値) | 6 |
OpenStack Telemetry(OpenStackの場合) | インスタンス数(VM数) | 1 |
サービス稼働管理 | 稼働監視対象数 | 10 |
エンドユーザーレスポンス管理 | Browser Agent数×監視URL数 | 1 |
Webトランザクション量管理 | サービス数 | 2 |
Interstage Application Server (EJBアプリケーション) | アプリケーション数×メソッド数×プロセス数×スレッド数 | 2 |
Interstage Application Server (CORBAアプリケーション) | アプリケーション数×オペレーション数×プロセス数×スレッド数 | 2 |
Interstage Application Server (トランザクションアプリケーション) | アプリケーション数×オペレーション数×プロセス数 | 2 |
Interstage Application Server (IJServer) | ワークユニット数 | 2 |
Interstage Application Server (IJServerクラスタ) | サーバーインスタンス数 | 2 |
| 対象サーバ数 | 2 |
Interstage Service Integrator | シーケンス数 | 10 |
キュー数 | 10 | |
Oracle WebLogic Server | 管理サーバ数+管理対象サーバ数 | 2 |
Microsoft .NET Server | インスタンス数 | 10 |
SAP | SAPインスタンス数 | 8 |
| RDBシステム数 | 2 |
RDBシステム数×接続プロセス数 | 2 | |
| PostgreSQLインスタンス数×DB数 | 6 |
| PostgreSQLインスタンス数×DB数 | 6 |
Symfoware Analytics Server | DB数 | 2 |
Oracle Database Server | インスタンス(SID)数 | 4 |
Microsoft SQL Server | インスタンス数 | 10 |
Primesoft | UAPサービス数 | 30 |
Systemwalker Operation Manager | 1(固定値) | 4 |
Systemwalker Resource Coordinator (Network) | ネットワークインタフェース数 | 4 |
| RAIDGroup数 | 4 |
ServerView Resource Orchestrator | VMプール数 | 2 |
ストレージプール数 | 2 | |
ネットワークプール数 | 2 | |
サーバプール数 | 2 | |
アドレスプール数 | 2 | |
ユーザーデータ | 10分間にPDBに格納したデータ数 | 1 |
Enterprise Manager上でAgent機能を利用する場合は、収集データを一時保管しておくログのための容量が必要になります。
ログデータについては、管理対象となるリソースのインスタンス数と保持期間に応じた容量が必要になります。
下記の見積り手順で見積ってください。
ポイント
ログデータ(TroubleShoot)は、Manager のデータベースに格納されている10分間隔の情報より、さらに詳細な1分間隔のOS情報が記録されています。詳細な情報を確認したい場合は、この情報を使用してください。
そのため、保持期間については、使用可能なディスクサイズと用途を考慮のうえ、決定してください。
■格納場所
ログデータは、以下のディレクトリ配下に格納されます。「6.7.1 ログデータ(Troubleshoot)出力先の変更」に示す手順によって、格納先を変更することも可能です。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\spool\Troubleshoot1 |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssqc/Troubleshoot1 |
■ログデータ容量の見積り手順
1回あたりの収集で取得するレコード数を見積ります。
下記のログデータ見積りの表から、管理対象となるリソースのインスタンス数とログデータ係数を乗じたものを合計し、1回あたりの収集に取得するログデータのレコード数「TR」を算出します。
1回あたりの収集レコード数から、下記の計算式を使用して使用容量を計算します。
ログデータ[MB] = (TR × 0.5[MB]) × (保持期間 + 1)[日]
■ログデータ見積り
ポイント
ログデータ(Troubleshoot)は、当日格納中のデータ分の容量が必要となるため、保持期間+1[日]分の容量が必要となります。なお、ログデータの保持期間の初期値は7日です。
管理対象 | インスタンス | ログデータ 係数 |
---|---|---|
Windows | 1(固定値) | 4 |
CPU数 | 2 | |
論理ドライブ数 | 3 | |
物理ドライブ数 | 2 | |
プロセス数 | 2 | |
ネットワークインターフェース数 | 1 | |
ページファイル数 | 2 | |
Solaris | 1(固定値) | 16 |
CPU数 | 2 | |
コア数 | 2 | |
論理ディスク数(マウント数) | 1 | |
物理ディスク数(パーティション数) | 1 | |
プロセス数 | 1 | |
ネットワークインターフェース数 | 1 | |
ゾーン数 | 1 | |
Linux | 1(固定値) | 13 |
CPU数 | 4 | |
論理ディスク数(マウント数) | 1 | |
物理ディスク数(パーティション数) | 2 | |
プロセス数 | 1 | |
ネットワークインターフェース数 | 1 |