マルチウィンドウ機能はコントロールサイズ内にすべての画面を疑似的なウィンドウで表示します。
図2.20 マルチウィンドウ機能での複数画面表示イメージ
疑似ウィンドウは一般的なブラウザのようにタイトルバーを選択することで移動できます。
疑似ウィンドウが上端方向、左端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき、ブラウザのコントロールサイズの端と疑似ウィンドウの端を揃えて表示します(図2.21 疑似ウィンドウが上端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき、図2.22 疑似ウィンドウが左端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき)。
図2.21 疑似ウィンドウが上端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき
図2.22 疑似ウィンドウが左端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき
疑似ウィンドウがブラウザの下端方向へコントロールサイズ外に移動したとき、疑似ウィンドウのタイトルバーが表示されるように疑似ウィンドウを表示します(図2.23 疑似ウィンドウが下端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき)。
図2.23 疑似ウィンドウが下端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき
疑似ウィンドウがブラウザの右端方向へコントロールサイズ外に移動したとき、コントロールサイズの端と疑似ウィンドウの端を揃えて表示します(図2.24 疑似ウィンドウが右端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき)。
図2.24 疑似ウィンドウが右端方向へブラウザのコントロールサイズ外に移動したとき
ウィンドウ情報ファイルによるウィンドウの位置指定(*1)が無効であるとき、新規に開設される疑似ウィンドウはウィンドウの画面表示領域の左上座標を起点とし、縦方向はタイトルバーの1行間隔、横方向はタイトルバーの1桁間隔で等間隔に表示します。
図2.25 開設した疑似ウィンドウの表示位置
*1:ウィンドウの位置指定は、以下どちらかの方法で指定します。
WINPOSX(ウィンドウ位置)とWINPOSY(ウィンドウ位置)キーワードによる指定
WINPOSCX(ウィンドウ位置-桁指定)とWINPOSCY(ウィンドウ位置-行指定)キーワードによる指定
疑似ウィンドウのサイズは、ウィンドウ情報ファイルの以下のキーワードから指定します。
指定された疑似ウィンドウのサイズが実際の疑似ウィンドウのサイズよりも小さいとき、疑似ウィンドウの下端と右端にスクロールバーが装着されます。
ウィンドウ開設後の疑似ウィンドウのサイズは固定です。