ここでは、画面への入出力をするときの画面のオペレータスクロール操作について説明します。
オペレータスクロールとは、オペレータがスクロールキーを押すかまたはマウスでスクロールバーを操作することにより、スクロールすることをいいます。
オペレータスクロールは、データ入力中のみ有効です。
スクロールの種類により、スクロールの行われる単位が異なります。スクロールの単位には画面単位と基本単位とがあり、以下に各スクロール単位の違いについて説明します。
画面単位のスクロール
指定したスクロール方向に、画面定義体を表示しているウィンドウの同方向のサイズから、補正の数を引いた分だけスクロールします。補正の設定はウィンドウ情報ファイルに指定します。
基本単位のスクロール
指定したスクロール方向に、移動の数だけスクロールします。移動の数は、横方向スクロールの場合4桁で、縦方向スクロールの場合1行です。スクロール量の変更もできます。変更の設定はウィンドウ情報ファイルに指定します。
基本単位および画面単位のスクロール量は、ウィンドウ情報ファイルの以下のキーワードに指定できます。
スクロールキーには、以下のものがあります。
注意
画面表示形式に“1”を指定したとき、スクロール量の指定およびスクロールキーの指定は非サポートです。