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通信制御サービス V9 定義情報ファイル説明書
FUJITSU Software

2.3 定義情報

定義情報ファイルを構成する各セクションの定義情報について説明します。定義出力コマンドで出力される定義情報や、定義入力コマンドで反映する定義情報の有効範囲や制限などについて説明しています。


参考

FNA Serverに関する定義情報の詳細については、FNA Serverのマニュアルをご覧ください。


ファイルバージョン情報( FILE.INFO

順番

項目名

有効範囲

説明

1

ファイルバージョン

文字列

"FILEVER"(固定値)

2

ファイルバージョン情報

10進数

1~3

出力したバージョンレベル。
値は変更不可。

1:通信制御サービスV7.2L10

2:通信制御サービスV7.2L20

3:通信制御サービスV8.0.0~V9.0.0


ホストコンピュータ情報 MAINFRAME.HOSTPRM

順番

項目名

有効範囲

説明

1

ホストコンピュータ通番

文字列

"HT001"~"HT032"
(固定値)

2

ホストコンピュータ名

文字列

半角1~64文字

英字(a-z、A-Z)、数字(0-9)、「#」「@」が有効。数字から始まる文字列および全角文字は使用不可。


注意

  • 定義出力コマンドを実行したとき、ファイルに出力された「ホストコンピュータ通番」は"HT001"からの通番となります。

  • 「ホストコンピュータ通番」は、"HT001"から順に指定してください。

  • 「ホストコンピュータ名」は、ホストコンピュータ情報セクション内で一意となります。


ホストPU情報( MAINFRAME.PUPRM

順番

項目名

有効範囲

説明

1

ホストPU通番

文字列

"PU001"~"PU254"
(固定値)

2

ホストコンピュータ通番

文字列

"HT001"~"HT032"

関連するホストコンピュータ情報セクションの「ホストコンピュータ通番」を指定。

3

PU名

文字列

半角1~64文字

英字(a-z、A-Z)、数字(0-9)、「#」「@」が有効。数字から始まる文字列および全角文字は使用不可。


注意

  • 定義出力コマンドを実行したとき、ファイルに出力された「ホストPU通番」は"PU001"からの通番となります。

  • 「ホストPU通番」は、"PU001"から順に指定してください。

  • 「ホストコンピュータ通番」と「PU名」の組合せは、ホストPU情報セクション内で一意となります。


ホストLU情報( MAINFRAME.LUPRM.PUnnn

「PUnnn」には、関連するホストPU情報セクションの「ホストPU通番」を記述します。


順番

項目名

有効範囲

説明

1

ホストLU通番

文字列

"LU001"~"LU999"
(固定値)

同一セクション内で最大254個

2

S.LUアドレス

10進数

1~254

3

LU名

文字列

半角1~64文字

英字(a-z、A-Z)、数字(0-9)、「#」「@」が有効。数字から始まる文字列および全角文字は使用不可。


注意

  • 定義出力コマンドを実行したとき、ファイルに出力された「ホストLU通番」は"LU001"からの通番となります。

  • 「ホストLU通番」は、すべてのホストLU情報セクション内で一意となります。「ホストLU通番」は、"LU001"から順に指定してください。

  • 「S.LUアドレス」、および「LU名」は、ホストLU情報セクション内で一意となります。


FNA LU情報( FNAPRM

順番

項目名

有効範囲

説明

1

接続情報名

文字列

半角1~64文字

「\」は使用不可

2

手順情報名

文字列

半角1~12文字

関連するFNALAN情報セクションまたはFNAonTCP/IP情報セクションの「手順情報名」を指定。

3

ホストLU通番

文字列

"LU001"~"LU999"

関連するホストLU情報セクションの「ホストLU通番」を指定。

4

LU通番

10進数

1~999

5

LUタイプ

10進数

0~5

0:LUタイプ0(アプリケーション通信)
1:LUタイプ1(プリンタ)
2:LUタイプ2(ディスプレイ)
3:LUタイプ3(プリンタ)
4:SF1(フォーマットストアデータのダウンロード用LU)
5:SF2(オーバーレイパターンおよび文字パターンのダウンロード用LU)

6

ローカルコピー定義

10進数

0(初期値)/1

0:未定義、1:定義

「LUタイプ:2」指定時に有効

7

ローカルコピー印刷内容

10進数

0/1(初期値)

0:非保護、1:全画面

「ローカルコピー定義:1」指定時に有効

8

ローカルコピー印刷後の紙送り

10進数

0/1(初期値)

0:なし、1:あり

「LUタイプ:1,3」指定時に有効

9

ローカルコピー印刷形式

10進数

0(初期値)/1

0:サプレス、1:スペース

「ローカルコピー定義:1」指定時に有効

10

デフォルトポート番号

10進数

0(初期値)、1~31

ポート番号を指定、0:未定義

「ローカルコピー定義:1」指定時に有効

11

ローカルコピーグループ名

文字列

""(初期値)/半角1~12文字

関連するローカルコピーグループ情報セクションの「ローカルコピーグループ名」を指定。

「ローカルコピー定義:1」指定時に有効。

12

回線種別

10進数

0/1

0:FNALAN、1:FNAonTCPIP

13

ACTLU拡張応答モード

10進数

0(初期値)/1

0:NOTIFY、1:レスポンス

14

SSCPLUデータ送信同期モード

10進数

0(初期値)/1

0:非同期、1:同期

15

LULUセション動作モード

10進数

0/1(初期値)

0:LUS非送信、1:LUS送信

16

SSCPLUセション動作モード

10進数

1(初期値)/0~4

0:NOTIFY非送信
1:NOTIFY送信
2:CCLOGOFF送信
4:TERMSELF送信

「0/1」は「LULUセション動作モード:0」指定時に無効。「2」は「LUタイプ:2」指定時のみ有効


注意

  • 「ホストLU通番」および「LU通番」は、FNA LU情報セクション内で一意となります。

  • 「回線種別」と「手順情報名」の組合せが同一の場合、それらのLUが関連付けられる「ホストPU通番」を一致させる必要があります。

  • 「ホストLU通番」で関連付けられるホストPU情報セクションが同一の場合、それらFNA LU情報セクションの「回線種別」を一致させる必要があります。

  • 「SSCPLUセション動作モード」は、次の範囲で有効です。
    「LULUセション動作モード:0」で「LUタイプ:2」の場合、「2、4」が有効です。
    「LULUセション動作モード:0」で「LUタイプ:2以外」の場合、「4」が有効です。
    「LULUセション動作モード:1」で「LUタイプ:2」の場合、「0、1、2、4」
    「LULUセション動作モード:1」で「LUタイプ:2以外」の場合、「0、1、4」

  • 定義入力コマンドを実行するとき、セットアップユーティリティが扱うセットアップ情報に従って保存するため、以下の項目は、指定したファイルの定義情報から値が変更される場合があります。
      6 :ローカルコピー定義
      7 :ローカルコピー印刷内容
      8 :ローカルコピー印刷後の紙送り
      9 :ローカルコピー印刷形式
      10:デフォルトポート番号
      11:ローカルコピーグループ名


ローカルコピーグループ情報 LOCPRM

順番

項目名

有効範囲

説明

1

ローカルコピーグループ名

文字列

半角1~12文字

「\」は使用不可

2

ポート01

文字列

""/"0"~"999"

10進数値で指定

""(空文字):未使用
"0":ローカルプリンタ
"1"~"999":FNA LU情報セクションの「LUタイプ1,3」選択の「LU通番」のみ指定可。

3

ポート02

文字列

""/"0"~"999"

~省略~

32

ポート31

文字列

""/"0"~"999"


注意

「ローカルコピーグループ名」は、ローカルコピーグループ情報セクション内で一意となります。


FNALAN情報FNALAN

順番

項目名

有効範囲

説明

1

手順情報名

文字列

半角1~12文字

「\」は使用不可

2

発着呼モード

10進数

0(初期値)/1

0:発呼、1:着呼

3

最大PIU長

10進数

32~1492

バイト単位で指定。

「チェックサム:使用」選択時は32~1490が有効

4

接続時のリカバリ機能

10進数

0(初期値)/1

0:使用、1:不使用

5

回線保持機能

10進数

0(初期値)/1

0:不使用、1:使用

6

回線自動復旧

10進数

0(初期値)/1

0:不使用、1:使用

7

自ノードアドレス

文字列

ハイフン付16進12桁

例:"11-11-11-11-11-11"

「"00-00-00-00-00-00"」と「"FF-FF-FF-FF-FF-FF"」は使用不可

8

相手ノードアドレス

文字列

ハイフン付16進12桁

例:"11-11-11-11-11-11"

「"00-00-00-00-00-00"」と「"FF-FF-FF-FF-FF-FF"」は使用不可

9

ブロック番号

16進数

"000"~"FFF"

例:"817"

10

ステーションID

16進数

"00000"~"FFFFF"

11

チェックサム

10進数

0(初期値)/1

0:不使用、1:使用

12

T1タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

13

T2タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

14

T3タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

15

T4タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

16

T5タイマ値

10進数

1(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

17

T6タイマ値

10進数

0(初期値)/0~86400

秒単位で指定、0:監視せず

18

T7タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

19

T1再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

20

T2再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

21

T4再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

22

T5再送回数

10進数

30(初期値)/0~256

23

T7再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

24

T6タイムアウト後動作

10進数

0(初期値)/1

0:コネクションを切断する、1:ENQを送信する


注意

  • 「手順情報名」は、FNALAN情報セクション内で一意となります。

  • 「自ノードアドレス」と「相手ノードアドレス」の組合せは、FNALAN情報セクション内で一意となります。さらに、これらに同じ情報を指定した組合せは無効です。

  • 「ブロック番号」は、富士通のホストコンピュータとの接続では通常「817」と設定します。

  • 「手順情報名」で関連付けられたFNA LU情報セクションにより、同一の「ホストPU通番」のホストPU情報セクションが関連付けられているFNALAN情報セクションは、同一の「ホストPU通番」の範囲において「相手ノードアドレス」が一致している必要があります。

  • 定義入力コマンドを実行したときに、LANアダプタが1枚の場合は「自ノードアドレス」を自動的に“使用中アドレス”へ変更して保存します。LANアダプタが複数枚の場合は自動で変更されませんので、“使用中アドレス”と一致させる必要があります。


FNAonTCP/IP情報( FNAONTCPIP

順番

項目名

有効範囲

説明

1

手順情報名

文字列

半角1~12文字

「\」は使用不可

2

発着呼モード

10進数

0(初期値)/1

0:発呼、1:着呼

3

接続時のリカバリ機能

10進数

0(初期値)/1

0:使用、1:不使用

4

回線保持機能

10進数

0(初期値)/1

0:不使用、1:使用

5

回線自動復旧

10進数

0(初期値)/1

0:不使用、1:使用

6

自XIDホスト名

文字列

""/半角1~64文字

2次局XID ホスト名を指定。

「\」は使用不可。

7

相手ホスト名

文字列

インターネットアドレス形式(10進数ドット形式または16進コロン表記)

IPアドレスを指定

ホスト名形式
(半角1~255文字)

「\」は使用不可

コンピュータ名形式
(半角1~15文字)

「\」は使用不可

8

自PU番号

16進数

"01"~"FE"

16進2桁で指定

9

相手PU番号

16進数

"01"~"FE"

16進2桁で指定

10

相手ポート番号

10進数

0(初期値)/1

0:非優先(493)

1:優先(492)

11

自XID IPアドレスを自動設定する

10進数

0(初期値)/1

0:自動設定、1:非自動設定

12

自XID IPアドレス

文字列

"255.255.255.255"(初期値)

インターネットアドレス形式(10進数ドット形式または16進コロン表記)

2次局XID IPアドレスを指定。

「自XID IPアドレスを自動設定する:1」指定時に有効。

13

監視要求送信タイマ

10進数

60(初期値)/0~65535

秒単位で指定、0:未使用

14

監視応答待ちタイマ

10進数

60(初期値)/0~65535

秒単位で指定、0:未使用

15

XID応答待ちタイマ

10進数

60(初期値)/1~65535

秒単位で指定

16

処理優先度

10進数

0(初期値)/1

0:速度重視、1:負荷軽減

17

IPのバージョン

10進数

0(初期値)~3

0:IPv4
1:IPv6
2:自動選択 IPv4優先
3:自動選択 IPv6優先

18

相手システムの特定方法

10進数

0(初期値)/1

0:PU番号とIPアドレスとホスト名で特定
1:PU番号とホスト名のみで特定

19

ホストコンピュータのIPアドレスを自動設定する

10進数

0(初期値)/1

0:自動設定、1:非自動設定

20

ホストコンピュータのIPアドレス

文字列

"255.255.255.255"(初期値)

インターネットアドレス形式(10進数ドット形式または16進コロン表記)

1次局XID IPアドレスを指定。

「ホストコンピュータのIPアドレスを自動設定する:1」指定時に有効。

21

ホストコンピュータのホスト名を自動設定する

10進数

0(初期値)/1

0:自動設定、1:非自動設定

22

ホストコンピュータのホスト名

文字列

""(初期値)

半角1~64文字

「ホストコンピュータのホスト名を自動設定する:1」指定時に有効。

「\」は使用不可。

23

XID交換の動作

10進数

0(初期値)/1

着呼時のXID交換において、ホストから受信した2次局のPU番号とホスト名の内容を、
0:確認しない、1:確認する


注意

  • 「手順情報名」は、FNAonTCP/IP情報セクション内で一意となります。

  • 「ホスト名」を指定する場合は、DNSなど名前解決のできる環境が必要です。

  • 「ホストコンピュータのIPアドレスを自動設定する」および「ホストコンピュータのホスト名を自動設定する」で自動設定が選択されている場合、以下の条件がすべてあてはまる環境では、自動設定の期待値と異なる情報が設定される場合があります。その場合は、非自動設定を選択し、「ホストコンピュータのIPアドレス」および「ホストコンピュータのホスト名」を設定してください。

    • 複数枚のLANアダプタが搭載されており、かつ、同一ネットワークに接続されている場合(ホストコンピュータのマルチホーム)

    • 複数のPU設定があり、各PUのXID情報に異なるXIDを設定したい場合

  • 「手順情報名」で関連付けられたFNA LU情報セクションにより、同一の「ホストPU通番」のホストPU情報セクションが関連付けられているFNAonTCP/IP情報セクションは、同一の「ホストPU通番」の範囲において、次のホストPU情報セクションに関する項目が一致している必要があります。
      7 :相手ホスト名
      9 :相手PU番号
      10:相手ポート番号
      19:ホストコンピュータのIPアドレスを自動設定する
      20:ホストコンピュータのIPアドレス
      21:ホストコンピュータのホスト名を自動設定する
      22:ホストコンピュータのホスト名

  • 定義入力コマンドを実行するとき、セットアップユーティリティが扱うセットアップ情報に従って保存するため、以下の項目は、指定したファイルの定義情報から値が変更される場合があります。
      12:自XID IPアドレス
      20:ホストコンピュータのIPアドレス
      22:ホストコンピュータのホスト名


WSMGR接続(NMCLAN)情報( NmcLan

順番

項目名

有効範囲

説明

1

接続情報名

文字列

半角1~64文字

「\」は使用不可

2

自ノードアドレス

文字列

ハイフン付16進12桁

例:"11-11-11-11-11-11"

「"00-00-00-00-00-00"」と「"FF-FF-FF-FF-FF-FF"」は使用不可

3

相手ノードアドレス

文字列

ハイフン付16進12桁

例:"11-11-11-11-11-11"

「"00-00-00-00-00-00"」と「"FF-FF-FF-FF-FF-FF"」は使用不可

4

T1タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

5

T2タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

6

T3タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

7

T4タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

8

T5タイマ値

10進数

1(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

9

T6タイマ値

10進数

0(初期値)/0~86400

秒単位で指定、0:監視せず

10

T7タイマ値

10進数

2(初期値)/0~256

秒単位で指定、0:監視せず

11

T1再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

12

T2再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

13

T4再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

14

T5再送回数

10進数

30(初期値)/0~256

15

T7再送回数

10進数

7(初期値)/0~256

16

T6タイムアウト後動作

10進数

0(初期値)/1

0:コネクションを切断する、1:ENQを送信する


注意

  • 「接続情報名」は、WSMGR接続(NMCLAN)情報セクション内で一意となります。

  • 「自ノードアドレス」と「相手ノードアドレス」の組合せは、WSMGR接続(NMCLAN)情報セクション内で一意となります。さらに、これらに同じ情報を指定した組合せは無効です。

  • 定義入力コマンドを実行したときに、LANアダプタが1枚の場合は「自ノードアドレス」を自動的に“使用中アドレス”へ変更して保存します。LANアダプタが複数枚の場合は自動で変更されませんので、“使用中アドレス”と一致させる必要があります。


WSMGR接続(TCP/IP)情報( NmcTcpip

順番

項目名

有効範囲

説明

1

接続情報名

文字列

半角1~64文字

「\」は使用不可

2

端末名

文字列

半角1~32文字

「\」は使用不可。

3

ホスト名

文字列

インターネットアドレス形式(10進数ドット形式または16進コロン表記)

IPアドレスを指定

ホスト名形式
(半角1~255文字)

「\」は使用不可

コンピュータ名形式
(半角1~15文字)

「\」は使用不可

4

処理優先度

10進数

0(初期値)/1

0:速度重視、1:負荷軽減

5

IPのバージョン

10進数

0(初期値)/0~3

0:IPv4
1:IPv6
2:自動選択 IPv4優先
3:自動選択 IPv6優先


注意

  • 「接続情報名」は、WSMGR接続(TCP/IP)情報セクション内で一意となります。

  • 「ホスト名」を指定する場合は、DNSなど名前解決のできる環境が必要です。


WSMGR接続(TN)情報( TnClient

順番

項目名

有効範囲

説明

1

接続情報名

文字列

半角1~64文字

「\」は使用不可

2

ホスト名

文字列

インターネットアドレス形式(10進数ドット形式または16進コロン表記)

IPアドレスを指定

ホスト名形式
(半角1~255文字)

「\」は使用不可

コンピュータ名形式
(半角1~15文字)

「\」は使用不可

3

端末タイプ

文字列

半角1~250文字

「\」「@」は使用不可。

「LU名」の文字数との合計が250文字以内になるように指定。

4

LU名

文字列

半角0~249文字

「\」は使用不可。

「端末タイプ」の文字数との合計が250文字以内になるように指定。

5

端末種別

10進数

0/1

0:TN6680ディスプレイ
1:TN6680プリンタ

6

接続先種別

10進数

0~6

0:GS
1:UXPDS
2:FNAServer
3:Solaris
4:Microsoft SNA Server
5:OCSII
6:Reserve

7

ポート番号

10進数

23(初期値)/1~65535

8

自動再接続

10進数

0(初期値)/1

0:非実施、1:実施

9

無通信監視タイマ

10進数

0(初期値)/0~65535

分単位で指定、0:未使用

「接続先種別:2」指定時に有効

10

ローカルコピー

10進数

0/1(初期値)

0:無効、1:有効

「接続先種別:2」指定時に有効

11

「処理中」制御

10進数

0/1(初期値)

0:非実施、1:実施

12

バッファサイズ

10進数

4200(初期値)
/256~32768

13

IPのバージョン

10進数

0(初期値)~3

0:IPv4
1:IPv6
2:自動選択 IPv4優先
3:自動選択 IPv6優先


注意

  • 「接続情報名」は、WSMGR接続(TN)情報セクション内で一意となります。

  • 「ホスト名」を指定する場合は、DNSなど名前解決のできる環境が必要です。

  • 「バッファサイズ」は、特別な場合以外は4200(バイト)を指定してください。

  • 定義入力コマンドを実行するとき、セットアップユーティリティが扱うセットアップ情報に従って保存するため、以下の項目は、指定したファイルの定義情報から値が変更される場合があります。
      9 :無通信監視タイマ
      10:ローカルコピー