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Interstage Application Server V12.2.0 Red Hat OpenShift上での利用手順書
FUJITSU Software

3.3.4 OSのベースイメージの変更

OSのベースイメージを変更する流れを以下に示します。

以下の手順でJava EE 7ベアイメージとJava EE 7アプリケーション配備済みDockerイメージを再作成し、Red Hat OpenShift上でDockerコンテナを作成します。

  1. Dockerfileで指定しているベースイメージのOSバージョンを修正します。

  2. 3.2.1 Java EE 7ベアイメージの作成」の手順を実行し、Java EE 7ベアイメージを再作成します。

  3. 「手順2」で再作成したベアイメージを使用して、「3.2.2 Java EE 7アプリケーションを配備したDockerイメージの作成」の手順に従い、Java EE 7アプリケーション配備済みDockerイメージを作成します。

  4. 3.2.3 Red Hat OpenShift上でのJava EE 7アプリケーションの実行」の手順に従い、「手順3」で作成したDockerイメージをRed Hat OpenShift上でステージング環境としてコンテナを実行します。

  5. ステージング環境の動作が確認できたら、プロダクション環境のrouteを編集して、「手順4」で実行したステージング環境をプロダクション環境として公開します。

    以下は、oc patchコマンドを使用して、プロダクション環境のroute名"isje7myapp"に設定済みのサービス名をステージング環境のサービス名"isje7myapp-2"に変更する例です。

    # oc patch route/isje7myapp -p '{"spec":{"to":{"name":"isje7myapp-2"}}}'

    プロダクション環境のPodにrouteを設定したら、「手順4」で作成したrouteを削除することができます。