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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

6.3.2 RMS停止後のグラフの見方

RMSを停止すると、RMSのGUI (グラフやクラスタテーブルなど) は接続先ノードから情報を取得できないため暗い灰色になります。この場合、すべての状態が白で表示されます。RMSが起動しているノードに接続すると、情報を再表示できます。

たとえば、サンプルクラスタでRMSが1つのノードでのみ停止した場合を考えてみます。 そのノードのグラフおよびクラスタテーブルの対応する列は、背景が濃いグレーで表示されます。

図6.31 1つのノード停止後のRMSメイン画面、グラフ、クラスタテーブル

しかし、残りのノードfuji3上でRMSが稼動を続ける限り、RMSメイン画面、fuji3RMSグラフ、クラスタテーブルのfuji3の列には、Onlineのオブジェクトが引き続き表示されます。

アプリケーショングラフおよびサブアプリケーショングラフ

ノードが停止すると、そのノード上のアプリケーションおよびサブアプリケーションもすべてShutdownの状態に変わります。

図6.32 シャットダウンノードのRMS アプリケーショングラフ

グラフの表示はノードが同じ構成で再起動されるまで変わりません。再起動されると、通常の表示に戻ります。

ノードが異なる構成で再起動された場合はグラフの内容は削除されます。これは、新しい構成内ではそのオブジェクトが存在しないためです。 ただし、空のグラフウィンドウは明示的に閉じない限り開いたままで残ります。

図6.33 削除したオブジェクトのグラフウィンドウ