Cluster Adminでは、RMS構成の階層構造を表示する手段として、RMSグラフと呼ばれる形式も用意しています。RMSグラフは実際のRMS構成をツリー構造として表現します。これまでに説明したRMS構成ツリーでは通常は表示されない依存関係も枝として表されます。RMSグラフには次のようなタイプがあります。
RMSクラスタ全体のグラフ
現在RMSが動作しているRMSクラスタ構成全体が表示されます。
RMSアプリケーショングラフ
指定された1つのクラスタアプリケーションが使用するオブジェクトがすべて表示されます。このグラフを使用して、特定のオブジェクトの詳細情報を調べることができます。
RMSサブアプリケーショングラフ
指定されたクラスタアプリケーションが使用するすべてのRMSサブアプリケーション、およびRMSサブアプリケーション間の関係が表示されます。
RMS合成サブアプリケーショングラフ
直接または間接的に依存しているすべてのRMSサブアプリケーションが表示されます。
以下のセクションでは各モデルについて、グラフに関連した機能とともに詳しく説明します。
構成情報の取得
ポップアップメニューの使用法
さまざまなレベルの詳細表示
クラスタテーブルおよびグラフにおける表示の変更の意味