システムノードのいずれかを右クリックし、ポップアップメニューから [グラフの表示] を選択するとRMSクラスタ全体のグラフが表示されます。
図6.9 ノード上でRMSクラスタ全体のグラフを表示
注意
[グラフの表示] メニュー項目は、そのノード上ですでにRMSグラフが開かれている場合でないと使用できません。
デフォルトでは、各グラフはCluster Admin Viewの右パネルに独立したタブとして表示されます。
図6.10 ノードのRMSクラスタ全体のグラフ - タブ画面
タブを別ウィンドウで表示するには、<デタッチ>ボタンをクリックします。<デタッチ>ボタンは、画面右上隅の<閉じる>ボタンの隣にあります。
図6.11 タブ画面の<デタッチ>ボタン拡大図
別ウィンドウに表示された場合でも、内容はタブ表示と同じです。
図6.12 ノードのRMSクラスタ全体のグラフ - 別ウィンドウで表示
切り離したウィンドウをCluster Admin画面に戻すには、<アタッチ>ボタンをクリックします。<アタッチ>ボタンは、画面右上隅の<閉じる>ボタンの隣にあります。標準のウィンドウ制御ボタンのすぐ下です。
図6.13 別ウィンドウの<アタッチ>ボタン拡大図
RMSクラスタ全体のグラフには、クラスタのRMS構成全体と以下の内容が表示されます。
アプリケーションがOnlineになっているノードでは、ノードとアプリケーションオブジェクト間が緑の線で結ばれている
オブジェクトタイプはオブジェクトのアイコンで表示
オブジェクトの現在の状態は、各アイコンの下の色付きのバーで表示
オブジェクト間の関係
オブジェクトの依存性
RMSグラフは、特定のシステムノードの観点から表示されます。つまり、各ノードの状態情報はすべて、特定のシステムノードから見た状態として表示されます。RMSグラフのタイトルバーに表示されるノード名は、状態情報を提供するノードを示しています。ユーザは任意のクラスタノードから見たRMSグラフを表示できます。
グラフの背景にはグレーの帯が表示されます。この帯は上から下に向かってだんだんと濃いグレーになります。 大きく複雑なグラフの場合は、各オブジェクトがどの場所にあるか、依存レベルはどうか、を把握する際にこの帯が役立ちます。
RMSグラフ内のあるオブジェクトにマウスカーソルを合わせると、カーソルが十字線に変わり、オブジェクト名が表示されます。各オブジェクトから出ている結合線は、親子関係にある場合は黄色で表示されます。
図6.14 RMSクラスタ全体のグラフ - オブジェクト名の表示
オブジェクトをクリックすると、オブジェクトの属性をはじめとする詳細情報が記載されたウィンドウが表示されます。
図6.15 RMSクラスタ全体のグラフ - オブジェクトの詳細