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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

16.6.1 ノングローバルゾーンからのPRIMECLUSTERのアンインストール

OSLC環境で、ノングローバルゾーンに監視対象の業務をインストールしている場合、以下の手順でノングローバルゾーンからPRIMECLUSTERをアンインストールします。ノングローバルゾーンをクラスタノード間で共有している場合は運用系でのみ、共有していない場合は全ノードで実施します。

OSLC環境を除くノングローバルゾーンからPRIMECLUSTERをアンインストールする場合は、インストールガイドを参照してください。

16.6.1.1 保守モードへの移行

グローバルゾーンから、対応するクラスタアプリケーションを保守モードに移行させます。GUIおよびCLIが利用できます。手順は“PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書”の“8.4 保守モードの使用法”を参照してください。

16.6.1.2 Wizard製品のアンインストール

Wizard製品をアンインストールします。Wizard製品のアンインストール手順や留意事項については、各Wizard製品のマニュアルを参照してください。

16.6.1.3 ノングローバルゾーンのPRIMECLUSTERのアンインストール

ノングローバルゾーンをシングルユーザモードで起動します。手順については、“16.5.1 ノングローバルゾーン上での保守作業”にて、パッチを適用する手順例を参考にシングルユーザモードで起動します。

その後、以下の手順で アンインストールします。

ノングローバルゾーンへログインし、以下の手順で、ノングローバルゾーンのPRIMECLUSTERをアンインストールします。pkgrm(1M)コマンド実行中に問い合わせが発生した場合は、デフォルト値を入力してください。デフォルト値がない場合は「y」を選択してください。

# /usr/sbin/removef SMAWRhvto /opt/SMAW/bin/hvksh
# /usr/sbin/removef -f SMAWRhvto
# pkgrm FJSVhanet
# pkgrm FJSVclsfw
# pkgrm FJSVclrwz
# pkgrm FJSVhvgd
# pkgrm FJSVhvgl
# pkgrm SMAWRhvde
# pkgrm SMAWRhvdo
# pkgrm SMAWRhvba
# pkgrm SMAWRhvto
# pkgrm FJSVclrms
# pkgrm SMAWRdfw
# pkgrm SMAWRrms
# pkgrm FJSVclapm
# pkgrm FJSVcldbm
# pkgrm FJSVclapi
# pkgrm FSUNclnet
# pkgrm SMAWcf
# pkgrm FJSVwvsfw
# pkgrm FJSVwvucw
# pkgrm FJSVwvfrm
# pkgrm SMAWrcaja
# pkgrm SMAWrcadm
# pkgrm SMAWcj2re
# pkgrm FJSVwvmpc
# pkgrm FJSVwvbs
# pkgrm FJSVwvcnf
# pkgrm SMAWskel

FJSVsnapが不要な場合は削除します。

# pkgrm FJSVsnap

次にPRIMECLUSTERの環境定義ファイルを以下の手順で削除します。

# cd /opt/SMAW
# rm -r SMAWRrms
# rm -r SMAWcf
# cd /etc
# rm cip.cf
# cd /etc/default
# rm cluster
# rm cluster.config

16.3.4.5 ノングローバルゾーンへのPRIMECLUSTERのインストール”にて追加した/etc/inet/hostsへのエントリを削除します。

# vi /etc/inet/hosts

ノングローバルゾーンをログアウトし、グローバルゾーンで、hvzonesetupスクリプトを実行します。

# hvzonesetup -z zone-a -r
NOTICE: Restoring original setup in zone zone-a.
NOTICE: PCL setup removed in zone zone-a.

参考

このスクリプトでは以下の処理が行なわれます。

  • /etc/profileからのPATH設定の削除