OSLC環境で、ノングローバルゾーンに監視対象の業務をインストールしている場合、以下の手順でノングローバルゾーンからPRIMECLUSTERをアンインストールします。ノングローバルゾーンをクラスタノード間で共有している場合は運用系でのみ、共有していない場合は全ノードで実施します。
OSLC環境を除くノングローバルゾーンからPRIMECLUSTERをアンインストールする場合は、インストールガイドを参照してください。
グローバルゾーンから、対応するクラスタアプリケーションを保守モードに移行させます。GUIおよびCLIが利用できます。手順は“PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書”の“8.4 保守モードの使用法”を参照してください。
Wizard製品をアンインストールします。Wizard製品のアンインストール手順や留意事項については、各Wizard製品のマニュアルを参照してください。
ノングローバルゾーンをシングルユーザモードで起動します。手順については、“16.5.1 ノングローバルゾーン上での保守作業”にて、パッチを適用する手順例を参考にシングルユーザモードで起動します。
その後、以下の手順で アンインストールします。
ノングローバルゾーンへログインし、以下の手順で、ノングローバルゾーンのPRIMECLUSTERをアンインストールします。pkgrm(1M)コマンド実行中に問い合わせが発生した場合は、デフォルト値を入力してください。デフォルト値がない場合は「y」を選択してください。
# /usr/sbin/removef SMAWRhvto /opt/SMAW/bin/hvksh # /usr/sbin/removef -f SMAWRhvto # pkgrm FJSVhanet # pkgrm FJSVclsfw # pkgrm FJSVclrwz # pkgrm FJSVhvgd # pkgrm FJSVhvgl # pkgrm SMAWRhvde # pkgrm SMAWRhvdo # pkgrm SMAWRhvba # pkgrm SMAWRhvto # pkgrm FJSVclrms # pkgrm SMAWRdfw
# pkgrm SMAWRrms
# pkgrm FJSVclapm
# pkgrm FJSVcldbm
# pkgrm FJSVclapi
# pkgrm FSUNclnet
# pkgrm SMAWcf
# pkgrm FJSVwvsfw
# pkgrm FJSVwvucw
# pkgrm FJSVwvfrm
# pkgrm SMAWrcaja
# pkgrm SMAWrcadm
# pkgrm SMAWcj2re
# pkgrm FJSVwvmpc
# pkgrm FJSVwvbs
# pkgrm FJSVwvcnf
# pkgrm SMAWskel
FJSVsnapが不要な場合は削除します。
# pkgrm FJSVsnap
次にPRIMECLUSTERの環境定義ファイルを以下の手順で削除します。
# cd /opt/SMAW
# rm -r SMAWRrms
# rm -r SMAWcf
# cd /etc
# rm cip.cf
# cd /etc/default
# rm cluster
# rm cluster.config
“16.3.4.5 ノングローバルゾーンへのPRIMECLUSTERのインストール”にて追加した/etc/inet/hostsへのエントリを削除します。
# vi /etc/inet/hosts
ノングローバルゾーンをログアウトし、グローバルゾーンで、hvzonesetupスクリプトを実行します。
# hvzonesetup -z zone-a -r NOTICE: Restoring original setup in zone zone-a. NOTICE: PCL setup removed in zone zone-a.
参考
このスクリプトでは以下の処理が行なわれます。
/etc/profileからのPATH設定の削除