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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
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8.8 タブコントロールを使ってアプリケーションを作成する

タブコントロールは、タブ(通常、ダイアログボックスの上部にあるタグ)をクリックし、ページを切り替えることで、ウィンドウに多くの項目がある場合でも、それらを分類して表示したり、設定したりできるようにするコントロールです。

本節では、「第4章 アプリケーションを作成しよう」で作成したアプリケーションをもとに、「8.3 複数ウィンドウをもつアプリケーションを作成する」で作成したアプリケーションと同様の機能をもつアプリケーションを、タブコントロールを使って、作成します。異なる点は、子フォームをモードレスなウィンドウとして呼び出す方法から、モーダルなウィンドウ(ダイアログボックス)として呼び出す方法に変更していることです。

このアプリケーションは、以下の手順で作成します。

  1. モジュールにダイアログボックスにする新しいフォームを追加し、名前を設定します。

  2. 追加したダイアログボックスを開くためのボタンを、呼び出し元のフォームに追加します。

  3. 呼び出し元のフォームに、ダイアログボックスを開くための手続きを記述します。

  4. タブコントロールを新しいフォームに配置し、プロパティなどを設定します。

  5. その他のコントロールを適切な位置に配置し、プロパティなどを設定します。

  6. 新しいフォームの手続きを記述します。

最初の2つの手順は、「8.3 複数ウィンドウをもつアプリケーションを作成する」の「モジュールに新しいフォームを追加する」および「呼び出し元のフォームを編集する」を参照してください。操作方法は、すべて同じです。

ポイント

本節で作成するサンプルプログラムは、"Tab\Table6.ppj"に格納されています。必要に応じて参照してください。