本章では、実際にサンプルプログラムを作成しながら、PowerCOBOLでアプリケーションを作成するための基本的な操作方法について説明します。
作成するサンプルプログラムは、以下の機能をもちます。
顧客名の入力領域をもちます。
入力日付が表示されます。
購入商品一覧表があり、表に商品コードを入力すると、商品名と単価が表示されます。
表に個数を入力すると、小計が表示されます。
表に入力した商品の合計金額を計算できます。
入力内容を印刷できます。
入力内容をファイルに保存できます。
すでに保存済のファイルを開き、更新できます。
このサンプルプログラムは、以下の手順で作成します。
新規にプロジェクトを作成します。
プロジェクトのプロパティを設定します。
フォーム編集ウィンドウを表示します。
フォームのプロパティを設定します。
フォームにコントロールを配置します。
コントロールのプロパティを設定します。
コントロールの位置やサイズを調整します。
コントロールの色を変更します。
コントロールの文字のフォントを変更します。
メニュー編集ウィンドウを表示します。
メニュー項目を編集します。
メニューのプロパティを設定します。
手続き編集ウィンドウを表示します。
イベント手続きを記述します。
プロジェクトを保存します。
モジュールをビルドして実行可能プログラムを作成します。
エラーがあった場合は、エラー箇所を修正します。
作成した実行可能プログラムを実行します。
PowerCOBOLを終了します。
本章でこれから作成していくサンプルプログラムは、"Table\Table1.ppj"に格納されています。必要に応じて参照してください。