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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

8.6.4 メニュー項目の選択がキャンセルされたときの手続きを記述する

メニュー項目の選択がキャンセルされた場合(何も選択しないでメニューを閉じた場合)や、メニューバーのトップレベルメニュー([ファイル]メニューや[編集]メニュー)が選択状態になった場合、ステータスバーの文字列をクリアします。クリアしない場合、設定した文字列がそのままステータスバー上に残ってしまいます。選択がキャンセルされたときの手続きは、メニューのSelectCloseイベントに、トップレベルメニューが選択状態になったときの手続きは、各トップレベルメニューのSelectイベントに記述します。

メニューのSelectCloseイベントの手続きは、以下のように記述します。

CfMenu1-SelectClose

    ENVIRONMENT     DIVISION.
    DATA            DIVISION.
    WORKING-STORAGE SECTION.
    PROCEDURE       DIVISION.
   *    ステータスバーの文字列をクリアします。
        MOVE SPACE TO "StatusText" OF POW-SELF

同様の手続きを、MN-EDIT-SelectイベントおよびMN-FILE-Selectイベントにも記述します。