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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.3.2 実行を中断させるには

プログラムが論理的なエラーで無限ループした場合などは、以下のどちらかの操作により、実行を中断させることができます。

メニューのコマンドからの中断

プロジェクトウィンドウまたは手続き編集ウィンドウの[デバッグ]メニューから、[実行の中断]コマンドを選択することにより、実行を中断できます。

キーボード操作からの中断

[Esc]キーを入力することにより、実行を中断できます。

[Esc]キーによる中断は、デバッグ対象のアプリケーションの動作により、中断方法を切り替えることができます。

たとえば、[Esc]キーは、キャンセルボタンを処理するためのキーとして使用されたり、テキストボックスへの入力をキャンセルするためのキーとして使用されたりする場合があります。このような場合、[Esc]キーによる中断方法を切り替えます。

中断方法は、以下の操作により切り替えることができます。

  1. プロジェクトウィンドウで[デバッグ]メニューの[オプション]コマンドを選択します。

  2. [デバッグ]タブを選択します。

  3. [PowerCOBOLにフォーカスがある場合にだけESCキーで中断する]のチェック状態を切り替えます。

  4. OKボタンをクリックします。

チェックをはずすと、デバッグ対象のアプリケーション、PowerCOBOLのプロジェクトウィンドウおよび手続き編集ウィンドウにフォーカスがある場合、[Esc]キーにより中断できます。

チェック状態にすると、デバッグ対象のアプリケーションにフォーカスがある場合、[Esc]キーによる中断は行われず、PowerCOBOLのプロジェクトウィンドウおよび手続き編集ウィンドウにフォーカスがある場合だけ、[Esc]キーにより中断できます。

注意

中断された位置によって、[デバッグ]メニューで使用できるコマンドは異なります。