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NetCOBOL V12.2 PowerCOBOL ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.2 プロジェクトの作成

PowerCOBOLでは、1つのプロジェクトが1つのアプリケーションを作成したり管理したりする単位となります。また、開発資産として保存するファイルの単位となります。

PowerCOBOLを起動する

Windowsの[スタート]メニューから、[↓] > [アプリ] > お使いのNetCOBOL製品名 > [PowerCOBOL]を選択します。PowerCOBOLのスプラッシュウィンドウ(スタートアップウィンドウ)が表示されたあと、アプリケーションを開発するためのウィンドウが表示されます。このウィンドウをプロジェクトウンドウといいます。プロジェクトウィンドウのタイトルには、「PowerCOBOL」と表示されています。

新規にプロジェクトを作成する

[ファイル]メニューの[新規プロジェクトの作成]コマンドを選択します。どのような形式のプロジェクトを作成するかを選択するためのダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスのタイトルには、「新規プロジェクトの作成」と表示されています。

プロジェクトの形式を選択する

[新規プロジェクトの作成]ダイアログボックスの中から、[標準フォーム]を選択し、OKボタンをクリックします。「無題」というプロジェクトが作成され、プロジェクトウィンドウに表示されます。プロジェクトウィンドウのタイトルには、「無題-PowerCOBOL」と表示されています。

[標準フォーム]以外の形式については、『リファレンス』を参照してください。

プロジェクトの構成要素として作成されたモジュールは、実行ファイル(EXEファイルやDLLファイル)を作成する単位となります。プロジェクトおよびモジュールについては、「2.6 プロジェクトの構成」および「4.1 プロジェクトを作成する)」を参照してください。

また、モジュールの構成要素として作成されたフォームは、オブジェクトファイル(OBJファイル)を作成する単位となります。

ポイント

プロジェクトの内容を確認するには

プロジェクトウィンドウには、作成中のプロジェクトに含まれるフォーム(ウィンドウ)や手続きの構成などが表示されます。プロジェクトの構成要素は、+または-で表示された部分をクリックすることにより、その構成要素を展開または閉じた状態で表示できます。

また、プロジェクト内のすべての構成要素を表示する場合には、プロジェクトウィンドウの最上位の要素(上記の図では、[無題[プロジェクト]]の部分)を選択し、マウスの右ボタンをクリックして表示されたポップアップメニューから、[すべて展開]コマンドを選択します。