JIS2004で規格された4バイトで表現される文字(補助文字)の利用に関する注意事項を説明します。
文字数をチェックする機能
UJIタグで入力文字の文字数をチェックする場合、補助文字の数え方を初期化パラメタuji.taglib.awareOfSupplementaryCharで設定できます。詳細は“13.2 初期化パラメタ”を参照してください。
XMLデータ仕様記述のビルトインメソッドstringLength
XMLデータ仕様記述のビルトインメソッドstringLengthでの補助文字の数え方を初期化パラメタuji.espec.awareOfSupplementaryCharで設定できます。詳細は“13.2 初期化パラメタ”を参照してください。
XMLデータ仕様記述コンパイラの使用
XMLデータ仕様記述コンパイラを利用する場合には、XMLデータ仕様記述の仕様名、セクション名などの名標に、補助文字は使用できません。
正規表現の使用
以下の機能では正規表現を使用します。
XMLデータ仕様記述のビルトインメソッドpattern
com.fujitsu.uji.log.writer.FilterWriterクラス
ログ定義ファイルのparamタグでnameアトリビュートにfilterを指定し、フィルタ文字列を設定する機能
以下のUJIタグのenableCharsアトリビュート
uji:fieldString、uji:fieldLong、uji:fieldDouble、uji:fieldBigInteger、uji:fieldBigDecimal、uji:fieldDate、uji:fieldTextArea
正規表現を使用するこれらの機能については以下の注意事項があります。
正規表現中に補助文字を含めることはできません。
文字列を正規表現とマッチさせる際、文字列中に補助文字が含まれている場合は、その補助文字は1文字としては扱われず2文字として扱われます。