ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application Server システム設計ガイド
FUJITSU Software

第2章 システム構成のパターン

業務モデルを決定後、アプリケーションサーバやデータベースサーバの配置など実際のシステム構成を決定します。

構築できるシステム構成は、最小構成である“シングルサーバ構成”、および信頼性や性能を向上した構成である“Web/AP分離構成”および“複数サーバ構成”があります。各構成の詳細について次項以降で説明します。なお、利用可能なシステム構成は、業務モデルに依存せず同一となります。

また、上記構成の信頼性を向上するための構成として以下の2つのシステム構成を併用することができます。

以下に、システム構築の方針と、それに対応する環境作成パターンを示します。

注意

  • Web/AP分離構成や複数サーバ構成のシステム形態で業務を構築する場合、必ずシングルサーバ構成のシステム形態(適用条件、インストールする製品、および配置するコンポーネント)を確認したうえで作業を行ってください。

  • 各システム構成におけるデータベースに関する推奨形態は以下のとおりです。

    • 業務用データベースで使用するデータベース製品
        Symfoware ServerまたはOracle

    • フロー定義DBおよびメッセージトラッキングDBで使用するデータベース製品(非同期アプリケーション連携実行基盤を使用する場合)
        業務用データベースで使用するデータベース製品と同じデータベース製品

    • 高信頼性ログの配置先データベースサーバ
        アプリケーション連携実行基盤で使用するデータベースサーバ

  • C言語アプリケーションを使用できるのは、同期アプリケーション連携実行基盤だけです。