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Interstage Studio V12.2.0 ユーザーズガイド Java EE 6編
FUJITSU Software

B.6.3 コンポーネントデザイナの資産を移行する

Interstage Apworks V7以前で提供していたコンポーネントデザイナのプロジェクトの移行について説明します。

移行可能なプロジェクト

コンポーネントデザイナの以下のプロジェクトを移行できます。

移行可能なプロジェクト

Pure Javaアプリケーション 注1)

JavaBeans 注1)

アプレット 注1)

Enterprise JavaBeans 注1) 注2)

Webアプリケーション 注1) 注3)

Webアプリケーション(Apcoordinator) 注1) 注4)

注1) ホスト画面連携フレームワーク、ホスト画面連携フレームワーク(Apcoordinator)、SOAPサーバアプリケーション(Apcoordinator)を使用したアプリケーションは移行できません。

注2) EJB規約バージョンが1.0のEnterprise JavaBeansは移行できません。

注3) XML表示入力アプリケーション、拡張タグライブラリアプリケーションは移行できません。

注4) 携帯端末対応Apcoordinatorは移行できません。

注意

  • ワークベンチでサポートしていない以下のプロジェクト種別、および、アプリケーション種別はインポートできません。

    • iアプリ

    • MIDPアプリケーション

    • EJB規約バージョンが1.0 のEnterprise JavaBeansプロジェクト

    • ホスト画面連携フレームワークを使用したアプリケーション

    • SOAPサーバアプリケーション(Apcoordinator)

    • XML表示入力アプリケーション

    • 拡張タグライブラリアプリケーション

    • 携帯端末対応Apcoordinator

    • AIM連携アプリケーション

    • 標準アプリケーション

    • フロントGUI(エミュレータ)

    • フロントGUI(MeFt)

    • フロントGUI(ACM)

    • ActiveXコントロール

    • ワークフローアプリケーション(FlowACT)

    • ActiveXコントロール(FlowACT)

    • CAAプロジェクト(Pure Java)

    • CAAプロジェクト(Enterprise JavaBeans)

    • COBOLアプリケーション

    • CORBAサーバ

    • CORBAクライアント

    • コンポーネントトランザクションアプリケーション

    • 電子フォームアプリケーション(Apcoordinator)

    • 電子フォームアプリケーション

  • コンポーネントデザイナで設定しているクラスパスは、すべてインポートされたプロジェクトのビルドパスに追加されます。いずれかのクラスパスが存在しない場合はビルド時にエラーになります。ビルドパスはインポート後に適切に変更してください。

  • コンポーネントデザイナで作成した資産格納庫は移行できません。

移行手順

コンポーネントデザイナのプロジェクトを移行したい場合には、以下の手順でインポートすることができます。

  1. メニューバーから[ファイル] > [インポート]を選択し、[その他] > [既存のコンポーネントデザイナのプロジェクトをワークスペースへ]を選択します。

  2. [インポートするプロジェクト]にインポートするプロジェクトファイルのパスを指定します。

  3. [プロジェクト名]にプロジェクト名が表示されていることを確認し、[完了]をクリックします。

  4. メニューバーから[プロジェクト] > [旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]を選択し、更新が必要なプロジェクトがあれば更新します。更新の状況はコンソールビューに表示されますので、更新が正常に行われたことを確認してください。

  5. アプリケーションを動作させるサーバのランタイムをプロジェクトのビルドパスに追加します。

注意

  • 閉じているプロジェクトがある場合、そのプロジェクトは[旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]の対象になりません。更新したいプロジェクトを開いた状態にしてから実施してください。

  • [旧バージョンのワークスペース/プロジェクトの更新]が行われた後に自動ビルドが実行された場合、クラスパスが正しく設定されているにもかかわらずパッケージエクスプローラでプロジェクトにエラーマークが付くことがあります。このような場合にはプロジェクトを一度クリーンして再度ビルドするとエラーマークが消えます。

  • 移行後のEJB規約バージョンに準拠していない旧規約バージョンのリソースについて、出力された検証メッセージの内容をご理解の上でそのままご利用になりたい場合、メニューから[ウィンドウ] > [設定]を選択し、[検証]の[EJB バリデーター]のチェックを外すことで、規約検証エラーを抑止することができます。

  • 自動更新を行ってもプロジェクトのプロパティのビルダに、"ビルダ(ビルダ名*)が欠落"と表示されてしまう場合があります。その場合、もう一度自動更新を行うことで解消される場合があります。

    *: ビルダ名には以下のような値が表示されます。

    com.fujitsu.apworks.apdesinger.java.packagerbuilder

    なお、"ビルダ(ビルダ名)が欠落"と表示されてしまっていても、上記の操作で解消される場合は、ビルドエラーなどの不具合は発生しません。