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Interstage Studio J Business Kit 解説書
FUJITSU Software

2.9 jbkplugin.properties

JBKプラグインの設定ファイル(jbkplugin.properties)に設定される情報の一覧です。各設定の詳細は“2.3 使用方法”を参照してください。

設定情報

キー

値と値の説明

Java VMの指定

jbk.plugin.javahome

JBKプラグインがJava VMとして使用するJava SEのインストールフォルダを指定します。
初期設定値:未設定(JBKのインストール時に選択したJava SEが使用されます)

Java VMの起動オプションの指定

jbk.plugin.vmoption

JBKプラグインがJava VMを起動する際の起動オプションを指定します
初期設定値:-Dsun.java2d.noddraw=true

ポリシーファイルの指定

jbk.plugin.policy.url

JBKプラグインで使用するポリシーファイルを指定します。
初期設定値:JBKプラグインのデフォルトのポリシーファイル(file:${jbk.home}/classes/jbkplugin.policy)
※URL表記で指定してください。空白文字は、'%20'と置き換えてください。

プロキシの設定

jbk.plugin.proxy.enable

アプレットのダウンロード時にHTTPプロキシを使用するかどうかを指定します。

  • true:HTTPプロキシを使用します。

  • false:HTTPプロキシを使用しません。

初期設定値:未設定(ブラウザのプロキシ設定がそのまま使用されます)

jbk.plugin.proxy.http.host

アプレットのダウンロード時に使用するHTTPプロキシのホスト名を指定します。
初期設定値:未設定(ブラウザのプロキシ設定がそのまま使用されます)

jbk.plugin.proxy.http.port

アプレットのダウンロード時に使用するHTTPプロキシのポート番号を指定します。
初期設定値:未設定(ブラウザのプロキシ設定がそのまま使用されます)

jbk.plugin.proxy.override

HTTPプロキシを使用せずに接続するアドレスのリストを指定します。
初期設定値:未設定(ブラウザのプロキシ設定がそのまま使用されます)

jbk.plugin.proxy.secure.host

HTTPS通信時に使用するプロキシのホスト名を指定します。
初期設定値:未設定(ブラウザのプロキシ設定がそのまま使用されます)

jbk.plugin.proxy.secure.port

HTTPS通信時に使用するプロキシのポート番号を指定します。
初期設定値:未設定(ブラウザのプロキシ設定がそのまま使用されます)

Javaコンソールの表示/非表示の指定

jbk.plugin.console.visible

JBKプラグインの起動時にJavaコンソールを表示するかどうかを指定します。

  • true:起動時にJavaコンソールを表示します。

  • false:起動時にJavaコンソールを表示しません。

初期設定値:false

アプレットのダウンロード方式の指定

jbk.plugin.protocol.http

アプレットのダウンロード方式を指定します。

  • java:Javaのネットワーク通信クラスを用いてアプレットをダウンロードします。

  • native:ブラウザの機能を用いてアプレットをダウンロードします。

  • hybrid:クラスファイルとJARファイルはnative方式、その他のファイルはjava方式でダウンロードします。

初期設定値:hybrid

HTTPSプロトコルによるアプレットのダウンロード方式の指定

jbk.plugin.protocol.https

HTTPSプロトコルによるアプレットのダウンロード方式を指定します。

  • java:HTTPSプロトコルによるダウンロードができなくなります(この設定は将来のための予約語です)。

  • native:ブラウザの機能を用いてHTTPSプロトコルによるダウンロードを行います。

  • hybrid:クラスファイルとJARファイルのみをnative方式でダウンロードします。その他のファイルはダウンロードできません。

初期設定値:hybrid

アプレットのダウンロード状態の表示/非表示の指定

jbk.plugin.applet.showmessage

アプレットのダウンロード状態を表示するかどうかを指定します。

  • true:ダウンロード状態を表示します。

  • false:ダウンロード状態を表示しません。

初期設定値:true

アプレットの独自キャッシュの設定

jbk.plugin.www.plugin_cache.enable

独自キャッシュを使用するかどうかを指定します。

  • true:独自キャッシュを使用します。

  • false:独自キャッシュを使用しません。従来どおりブラウザキャッシュが使用されます。

初期設定値:false

jbk.plugin.www.plugin_cache.dir

独自キャッシュの保存フォルダを指定します。
初期設定値:${user.home}/applet_cache

jbk.plugin.www.plugin_cache.dir.freespace

独自キャッシュの保存フォルダの空き容量を指定します。
初期設定値:保存フォルダがあるドライブの総容量の1%

jbk.plugin.www.plugin_cache.update

独自キャッシュの更新条件を指定します。

  • newer:Webサーバ上のファイルの更新日時がキャッシュ内のファイルの更新日時よりも新しい場合に、キャッシュの更新を行います。

  • diff:Webサーバ上のファイルの更新日時がキャッシュ内のファイルの更新日時と異なる場合に、キャッシュの更新を行います。

初期設定値:newer

jbk.plugin.www.plugin_cache.accelerate

更新条件がnewerの場合に高速化モードを使用するかどうかを指定します。

  • true:高速化モードを使用します。

  • false:高速化モードを使用しません。

初期設定値:false

jbk.plugin.www.plugin_cache.twopass

キャッシュファイルがある場合にWebサーバへの問い合わせとダウンロードを別に行うかどうかを指定します。

  • true:Webサーバへの問い合わせとダウンロードを別に行います。

  • false:Webサーバからダウンロードした結果を元にキャッシュの使用を判断します。

初期設定値:false

JavaScript連携

jbk.plugin.sw.script.enable

JavaScriptからアプレットのメソッドの呼出しを行うかどうかを指定します。

  • true:アプレットのメソッド呼出しを使用します。

  • false:アプレットのメソッド呼出しを使用しません。

初期設定値:false

ダウンロード通知

jbk.plugin.interface.download_notify

ダウンロード通知機能を使用するための、com.fujitsu.jbk.plugin.browser.PluginDownloadNotifyインタフェースを実装したクラスを指定します。
初期設定値:なし

トラブルシューティング
(このプロパティは必要に応じて追加してください)

jbk.plugin.debug.showvmmsg

Java VMのメッセージを出力するかどうかを指定します。アプレット実行時に[Ctrl]+[Break]を押下することにより、フルスレッドダンプが出力されます。VM起動オプションに-verbose:gcを追加してGCのログを出力する場合も、この設定が必要です。

  • true:メッセージを出力します。

  • false:メッセージを出力しません。

初期設定値:false

jbk.plugin.debug.tracedir

Java VMのメッセージを出力するフォルダを指定します。
出力先フォルダ名に空白文字が含まれている場合は、出力先フォルダ名を'"'(ダブルクォーテーション)で囲んで指定してください。また、出力先フォルダは作成済のフォルダを指定してください。
"%変数名%"の形式で環境変数の指定が可能です。
出力されるファイルは“jbktrace.?”(?は0~9の数字)となります。各ファイルの最大サイズは約1MBです。jbktrace.9が最大サイズを越えた場合、jbktrace.0に上書きされ、この動作が繰り返されます。

jbk.plugin.debug.console_log

Javaコンソールの出力をファイルに保存するかどうかを指定します。

  • true:ファイルに保存します。

  • false:ファイルに保存しません。

初期設定値:false
※マルチユーザー環境で共通のフォルダを出力先にするときは、出力先フォルダに以下のいずれかのアクセス権を付与してください。
・REMOTE INTERACTIVE LOGONグループのフルコントロール権
・Usersグループのフルコントロール権
・Everyoneグループのフルコントロール権

jbk.plugin.debug.console_log.dir

Javaコンソールの出力ファイルを保存するフォルダ名を指定します。
初期設定値:${jbk.home}/console_log
※セパレータは“/”を使用してください。
※マルチバイト文字が含まれる場合は、マルチバイトの文字をUnicodeのASCII表記にして指定ください。

jbk.plugin.debug.console_log.history

Javaコンソールの出力ファイルを保存するファイル数を指定します。
初期設定値:なし(制限なし)

jbk.plugin.debug.console_log.size

Javaコンソールの出力ファイルの1つあたりの最大ファイルサイズを指定します。
初期設定値:なし(制限なし)

jbk.plugin.debug.console_log.header

Javaコンソールの出力ファイルに時刻を示す行ヘッダを追加するかどうかを指定します。

  • true:行ヘッダを出力します。

  • false:行ヘッダを出力しません。

初期設定値:false

その他
(このプロパティは必要に応じて追加してください)

jbk.plugin.sw.applet.delay

ブラウザのウィンドウが閉じられるときにアプレットの終了が完了するまでの待機を行うかどうかを指定します。

  • true: アプレットが終了するまで待機します。

  • false:待機せず、ウィンドウを閉じます。

初期設定値:true

jbk.plugin.sw.classpath.use_env

Java VMが環境変数“CLASSPATH”の設定を使用するかどうかを指定します。

  • true:環境変数“CLASSPATH”を使用します。

  • false:環境変数“CLASSPATH”を使用しません。

初期設定値:true

jbk.plugin.ie.connection.max

ブラウザの機能を使用してダウンロードを行うときの最大同時接続数を設定します。
ブラウザのデフォルト値よりも小さい値を指定しても無効になります。その場合は、以下を参照して設定してください。

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc304129(v=vs.85).aspx

初期設定値:32

jbk.plugin.sw.event.initial_active

非アクティブ状態のウィンドウのアプレットが開始されたときに、PLUGINAPPLET_ACTIVATEのPluginAppletEventを通知するかどうかを指定します。

  • true:PluginAppletEventを通知します。

  • false:PluginAppletEventを通知しません。

初期設定値:false