クライアント端末にJBKプラグインがインストールされているかどうかを、Webページで判別する方法を紹介します。
JavaScriptを用いることで、クライアント端末上のJBKプラグインのバージョン番号を確認することができます。
これにより、WebブラウザでWebページを開いたときに、最新のJBKプラグインがインストールされていない場合に、 インストーラのダウンロードを促すWebページに移動するといった使い方ができます。
クライアントにJBKプラグインがインストールされているかどうかを判別するスクリプトの例を、以下に示します。
<HTML> <HEAD> <TITLE>JBKプラグインのインストールを確認するページ</TITLE> <!-- Internet Explorer用スクリプト --> <SCRIPT LANGUAGE=""JavaScript""> <!-- // 最新のJBKプラグインのバージョン番号 var PLG_REQUIRED_VERSION = 12; // インストーラ用WebページのURL var PLG_INSTALL_URL = ""http://foo.fujitsu.com/index.html""; var CurrentVersion =0.0; // インストールされているJBKプラグインのバージョン番号を取得する // JBKプラグインがインストールされていない場合はGetPluginVersion()が // エラーを返すが、 // CurrentVersionが0.0のまま処理は続行する try { CurrentVersion = GetPluginVersion(); } catch (exception e) {} // 最新のJBKプラグインがインストールされていない場合 if (CurrentVersion < PLG_REQUIRED_VERSION) { // インストール手順を説明するWebページに移動するかどうかを // ユーザに問い合わせる var Msg1, Msg2; Msg1 = ""最新のJBKプラグインをインストールする必要があります。""; Msg2 = ""インストール手順を説明するWebページに移動しますか?""; if (window.confirm( Msg1 + ""\n"" + Msg2)) { document.location = PLG_INSTALL_URL; } } // // インストールされているJBKプラグインのバージョン番号を取得する関数 // function GetPluginVersion() { PLG_NAME = ""F5CXWPIE.JBKPluginCtrl.1""; var Plugin = new ActiveXObject(PLG_NAME); return Plugin.version; } --> </SCRIPT> </HEAD> <BODY> JBKプラグインのインストール確認 </BODY> </HTML> |
クライアントにJBKプラグインがインストールされていない場合、あるいは、インストールされているJBKのバージョンが9.01よりも古い場合にメッセージボックスを表示して、インストーラ用のWebページに移動する、という処理を行っています。
スクリプト内で使用するJBKプラグインのバージョン番号の確認方法は、以下のとおりです。
エクスプローラ上で、(JBKプラグインのインストールフォルダ)\bin\f5cxwpie.ocxをマウスで右クリックします。
メニューが表示されるので[プロパティ]を選択します。
製品バージョンを確認します。
V12.0.0以降は、“V12.0.0”と表示されます。
注意
<BODY>~</BODY>内にJBKプラグインを使用するためのタグ(<OBJECT>あるいは<EMBED>)を記述すると、 クライアント端末にJBKプラグインがインストールされている場合に、スクリプトによるバージョン確認の結果に関わらず、JBKプラグインが起動されます。 アプレットを使用しないWebページに、スクリプトを記述するようにしてください。