ページの先頭行へ戻る
Enterprise Postgres 11 運用ガイド
FUJITSU Software

12.4.1 バックアップ用コピーコマンド

機能

pgx_dmpallコマンドから呼び出されるユーザー出口(コピーコマンド)です。

形式

pgx_dmpallコマンドがコピーコマンドを呼び出す際の引数は以下です。

操作モードがprepareの場合
コピーコマンド名 prepare "バックアップ情報ファイルのパス名" "バックアップ対象一覧ファイルのパス名"
操作モードがbackupの場合
コピーコマンド名 backup
操作モードがfinalizeの場合
コピーコマンド名 finalize "バックアップ情報ファイルのパス名"

引数

操作モードによって、引数の数が異なります。操作モードごとの引数は以下のとおりです。

操作モード

第一引数

第二引数

第三引数

prepare

操作モード

バックアップ情報ファイルのパス名

バックアップ対象一覧ファイルのパス名

backup

なし

なし

finalize

バックアップ情報ファイルのパス名

また、操作モードによって、バックアップ情報ファイルとバックアップ対象一覧ファイルのアクセス可否が異なります。操作モードごとのアクセス可否は以下のとおりです。

操作モード

バックアップ情報ファイル

バックアップ対象一覧ファイル

prepare

参照可能

参照可能

backup

finalize

参照と更新が可能

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了

pgx_dmpallコマンドは処理を継続します。

0以外

異常終了

pgx_dmpallコマンドが異常終了します。

説明

注意

  • バックアップ情報ファイルやバックアップ対象一覧ファイルは削除できません。また、権限も変更できません。

  • コピーコマンドの標準出力や標準エラーは、pgx_dmpallコマンドを実行した端末に出力されます。

  • コピーコマンドが無応答になった場合、pgx_dmpallコマンドも無応答となります。OSのコマンドでコピーコマンドの状態を確認し、無応答であると判断した場合は、OSのコマンドでコピーコマンドを強制停止してください。

  • コピーコマンドの処理内容や処理結果を一時ファイルなどに取得し、コピーコマンドが異常終了した場合に、後から原因が調査できるように実装してください。

  • prepareモードの場合のみ、PostgreSQLクライアントアプリケーションを利用してコピーコマンドからデータベースへアクセスすることが可能です。それ以外のモードの場合は、コピーコマンド内からFUJITSU Enterprise PostgresのコマンドやPostgreSQLアプリケーションを実行しないでください。

  • バックアップ開始時に共有メモリバッファ上のデータがディスクに書き出されている必要があるため、postgresql.confファイルのfsyncパラメータを有効にしてください。