Windows版の各サーバ、Windows版およびUNIX版の各クライアントで、運用環境保守ウィザードまたはコマンドで退避データの復元を行うと、エラーメッセージがポップアップされます。
エラーメッセージ
ヘルプデスククライアントの復元に失敗しました。 MPHLPDCLのリストア中にエラーが発生しました。 ヘルプデスクサーバの復元に失敗しました。 MPHLPDSVのリストア中にエラーが発生しました。 |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
確認ポイント
退避データ中のCMGRディレクトリ配下に、MPHLPDSVディレクトリ(運用管理サーバまたはヘルプデスクサーバの場合)、またはMPHLPDCLディレクトリがありますか。
原因
ヘルプデスクの運用環境の復元時に指定した退避データ中に、ヘルプデスクのディレクトリがありません。
対処方法
ヘルプデスク機能を使用していない場合
退避データ中のCMGRディレクトリ配下にMPHLPDSVディレクトリ(運用管理サーバまたはヘルプデスクサーバの場合)、またはMPHLPDCLディレクトリを作成し(空ディレクトリ)、再度復元を行ってください。
ヘルプデスク機能を使用している場合
ヘルプデスクの運用環境を、再度退避し、その後再度復元を行ってください。
上記の対処を行っても再現する場合は、該当のサーバまたはクライアント上の保守情報収集ツールでヘルプデスクおよびツールの情報を採取し、また、退避データ配下のファイル一覧(例)dir /S 復元時に指定した退避データ格納先)を採取し、技術員に連絡してください。
データの圧縮・解凍を行うツールには、空ディレクトリを削除するものがあります。退避データは加工しないでください。