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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

5.6 Systemwalker Centric Manager の移入(バージョンアップ)、またはリストア時に「premprs command is not excuted yet.」と出力され異常終了する

エラーメッセージ

premprs command is not excuted yet

対象バージョンレベル

対処1(Solaris版10.0~10.1の場合)

確認ポイント

リストア、バージョンアップで運用環境の復元を行う際、フレームワークのデータベース領域の作成を行う前に“premprs”コマンド(リストアの準備)を実行していますか。

原因

リストア、バージョンアップで運用環境の復元を行う際、フレームワークのデータベース領域の作成を行う前に“premprs”コマンド(リストアの準備)を実行していない場合に発生します。

対処方法

フレームワークのデータベース削除を実行後、“Systemwalker CentricMGR導入手引書”の“リストアの準備をする”を必ず実行し、“フレームワークのデータベース領域の作成”、復元を行ってください。

対処2(Solaris版11.0以降、Linux版V11.0L10以降の場合)

確認ポイント

リストア、バージョンアップで運用環境の復元を行う際、フレームワークのデータベース領域の作成時、“Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成”を実行していますか。

原因

リストア、バージョンアップで運用環境の復元を行う際、フレームワークのデータベース領域の作成時、“Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成”を実行していない場合に発生します。

対処方法

フレームワークのデータベース削除を行い、下記マニュアル手順に従って復元を行ってください。

注意

以下のパターンでバージョンアップを行う場合、SystemWalker/CentricMGR 5.2/V5.0L30で見積もり値を変更しているため、監視メッセージログの見積もりを1.4倍以上に設定する必要があります。

  • Solaris版 SystemWalker/CentricMGR 5.1以前から5.2以降へのバージョンアップ