レプリケーション運用でStorage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用するための事前準備を説明します。
以下の手順でセットアップしてください。
デーモンの起動
デーモンは、通常、システム起動時に自動的に起動します。
起動に失敗していた場合および一度サービスを停止した場合は、「第2章 デーモンの起動と停止」を参照して、デーモンを手動で起動してください。
Webコンソールの起動
レプリケーション運用の操作をWebコンソールで行う場合は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Webコンソールの起動方法」を参照し、Webコンソールを起動してください。
管理対象サーバの登録
運用管理サーバで、管理対象の管理対象サーバを登録します。
詳細は、「7.4.3 管理対象サーバの登録」を参照してください。
Storage Clusterの設定
Storage Clusterを設定します。
Storage Clusterの設定は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。
管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み
管理対象サーバ配下のデバイス情報を取り込みます。
詳細は、「7.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」を参照してください。
複製元/複製先ボリュームの設定
レプリケーション対象となる複製元/複製先ボリュームを設定します。
詳細は、「7.4.5 複製元/複製先ボリュームの設定」を参照してください。
グループを作成する場合は、「7.4.7 グループの作成」を参照してください。
注意
アドバンスト・コピーライセンスは、PrimaryストレージおよびSecondaryストレージの、それぞれのETERNUS ディスクアレイに登録してください。アドバンスト・コピーライセンスの登録方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ライセンスの登録」を参照してください。
複製元ボリュームと複製先ボリュームは、同じTFOグループに属している必要があります。
グループに登録するすべての複製ボリュームは、同じTFOグループに属している必要があります。
非TFOVは、複製元/複製先ボリュームとして登録できません。
PrimaryストレージとSecondaryストレージ間で同期していない複製ボリュームは登録できません。
グループ作成時は、フェイルオーバまたはフェイルバックを実施しないでください。
前後処理スクリプトのカスタマイズ
運用にあわせて前後処理スクリプトをカスタマイズします。
詳細は、「7.4.6 前後処理スクリプトのカスタマイズ」を参照してください。