レポーティング機能で使用するレポート関連ファイル(レポート情報蓄積ファイル、ポリシーファイルなど)は、定期的にバックアップして、非常時にはリストアして業務を継続することをお勧めします。
参照
レポート関連ファイルのバックアップ/リストア手順は、「11.1.1.2 マネージャーのバックアップ」、「11.1.1.3 マネージャーのリストア」を参照してください。
情報収集コマンドの実行で異常が発生した場合、その時点のレポート情報は情報蓄積ファイルに格納されません。例えば、ディスクアレイ装置Aに関する情報収集が完了したあとに異常が発生した場合は、収集済みのディスクアレイ装置Aの情報を削除してから情報収集コマンドが異常終了します。コマンド側で[Ctrl]+[C]などで強制終了させた場合は、処理が継続される可能性があります。そのときは、ETERNUS SFシステムの操作履歴を確認します。
情報収集コマンドで異常を検出した場合は、その異常の原因を取り除いたうえで、情報収集コマンドを再実行してください。
情報収集コマンドは、異常を検出したときに、以下の方法で通知します。
コマンドの復帰値(異常終了のときは1以上の値を返します)
コマンドの出力メッセージ
ETERNUS SFシステムの操作履歴
情報収集コマンドを定期実行するように設定するときは、これらの値を読み取って異常が発生していないか確認する必要があります。
異常が発生した場合は、その原因に応じた復帰値やメッセージが返されるため、それに応じた対処を実施してください。
レポート作成コマンドの実行で異常が発生した場合、レポートは作成されません。
レポート作成コマンドで異常を検出した場合は、その異常の原因を取り除いたうえで、レポート作成コマンドを再実行してください。
レポート作成コマンドは、異常を検出したときに、以下の方法で通知します。
コマンドの復帰値(異常終了のときは1以上の値を返します)
コマンドの出力メッセージ
ETERNUS SFシステムの操作履歴
レポート作成コマンドを定期実行するように設定するときは、これらの値を読み取って異常が発生していないか確認する必要があります。
異常が発生した場合は、その原因に応じた復帰値やメッセージが返されるため、それに応じた対処を実施してください。
esfadm report createコマンド(レポート作成コマンド)実行中にETERNUS SF Managerが停止すると、それ以降、esfadm report createコマンドがエラー終了する場合があります。この場合、以下の手順で、環境を復旧してください。
運用管理サーバに、以下の管理者権限でログインします。
Windows環境の場合
Administoratorsグループに所属するユーザー
Solaris/Linux環境の場合
root、またはrootグループに所属するユーザー
以下のディレクトリに移動します。
Windows環境の場合
$INS_DIR\Common\var\report
($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。)
Solaris/Linux環境の場合
/var/opt/FJSVesfcm/var/report
retension_periodファイルを削除します。