本製品を使用しているシステムで問題が発生した場合は、「B.1 調査資料の採取」を参照して調査資料を採取してください。
運用管理サーバでのエラーに備えて、Storage Cruiserマネージャーの環境をバックアップ(保存)します。
すべての操作は、運用管理サーバで行います。
以下の手順に従って、Storage Cruiserマネージャーの環境を保存してください。
参考
手順内での表記について
$BAK_DIRは、バックアップ先ディレクトリです。
ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。
以下のシェルスクリプトを実行してサービスを停止してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stop-webservice.sh
バックアップデータを作成します。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/Common
以下のコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。portNumber にはデフォルトの15432を、ポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を指定してください。fileName に指定したファイル名で、バックアップデータが作成されます。
# /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/pg_dump -U esfpostgres -C --attribute-inserts -p portNumber -f $BAK_DIR/Common/fileName esfdb
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。
master01!
以下のシェルスクリプトを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを停止します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
参考
シェルスクリプトを実行すると、ETERNUS SF Manager Tomcatサービスがすでに停止している旨のメッセージが複数出力されます。問題のないメッセージです。無視してください。
性能管理機能に関するファイルをバックアップします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。また、サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
ポイント
性能管理機能に関するファイルが大量に存在する場合があります。ファイル量に応じて、バックアップ時間を見積もってください。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current # mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/perfconf # mkdir -p $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/perf
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp /etc/opt/FJSVssmgr/current/perfconf/* $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/perfconf/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/perf/
容量管理機能に関するファイルをバックアップします。
サブディレクトリやファイルがない場合はバックアップ不要です。
ポイント
容量グラフに関するファイルが大量に存在する場合があります。ファイル量に応じて、バックアップ時間を見積もってください。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/thinprovisioning # mkdir -p $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/flexibletier # mkdir -p $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/nas
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/thinprovisioning/* $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/thinprovisioning/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/flexibletier/* $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/flexibletier/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/nas/* $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/nas/
カスタマイズ可能なファイルをバックアップします。
存在しないファイルやディレクトリは、バックアップ不要です。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current # mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/eventmail
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp /etc/opt/FJSVssmgr/current/eventmail/* $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/eventmail/
SNMPトラップXML定義ファイルをバックアップします。
SNMPトラップXML定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、SNMPトラップXML定義ファイル"1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml"をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/
装置ポーリング設定ファイルをバックアップします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、装置ポーリング設定ファイル"DP_config.xml"をカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルを、1つずつバックアップしてください。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/DP_config.xml $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/
ポーリングサービス設定ファイルをバックアップします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイル"pollingService.xml"をカスタマイズしている場合は、以下の手順でバックアップしてください。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/pollingService.xml $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/
コピーグループとコピーペアの定義に関するファイルを保存します。
アドバンスト・コピー機能を使用する場合だけ、この手順を実施してください。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/CCM/etc # mkdir -p $BAK_DIR/CCM/etc/db # mkdir -p $BAK_DIR/CCM/etc/db/cg # mkdir -p $BAK_DIR/CCM/etc/prop # mkdir -p $BAK_DIR/CCM/var/micc/database
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVccm/db/eternus.xml $BAK_DIR/CCM/etc/db # cp -p /var/opt/FJSVccm/micc/database/DeviceRegList.xml $BAK_DIR/CCM/var/micc/database # cp -p /etc/opt/FJSVccm/prop/user.properties $BAK_DIR/CCM/etc/prop # cp -p /etc/opt/FJSVccm/accc/etc/stxc.alias $BAK_DIR/CCM/etc # cp -p /etc/opt/FJSVccm/accc/etc/stxc_ext.alias $BAK_DIR/CCM/etc # cp -p /etc/opt/FJSVccm/accc/etc/stxcvolinf $BAK_DIR/CCM/etc # cp -Rp /etc/opt/FJSVccm/db/cg/* $BAK_DIR/CCM/etc/db/cg
ライセンス管理データベースをバックアップします。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/LM
以下のコマンドを実行します。fileName に指定したファイル名で、バックアップデータが作成されます。
# /opt/FJSVesflm/bin/esflm backup $BAK_DIR/LM/fileName
レポーティング機能に関するファイルをバックアップします。(レポーティング機能を使用しているときだけ)
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/report # mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/scheduler # mkdir -p $BAK_DIR/var/opt/FJSVesfcm/report
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVesfcm/conf/report/* $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/report/ # cp -p /etc/opt/FJSVesfcm/conf/scheduler/* $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/scheduler/ # cp -Rp /var/opt/FJSVesfcm/report/* $BAK_DIR/var/opt/FJSVesfcm/report/
ストレージ自動階層制御機能に関するファイルをバックアップします。
サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssast/data # mkdir -p $BAK_DIR/var/opt/FJSVssast/data
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -Rp /etc/opt/FJSVssast/data/* $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssast/data/ # cp -Rp /var/opt/FJSVssast/data/* $BAK_DIR/var/opt/FJSVssast/data/
QoS Managementオプション環境をバックアップします。(QoS Managementオプションを使用しているときだけ)
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/qos
サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p /etc/opt/FJSVesfcm/conf/qos/* $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/qos/
以下のシェルスクリプトを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを開始します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/startesf.sh
クラスタ環境の場合は、以下の手順に従ってStorage Cruiserマネージャーの環境を保存してください。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を停止します。
クラスタ業務の詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「クラスタ業務とローカル業務」を参照してください。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始します。
以下のコマンドを実行して、ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始してください。
Solaris/RHEL5/RHEL6環境の場合
# /etc/init.d/startSFmanager start-postgres
RHEL7環境の場合
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager start-postgres
プライマリノードで、「11.1.1.2.1 Solaris OS版/Linux版マネージャーのバックアップ」の手順2および手順4~手順14を実施します。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止します。
以下のコマンドを実行して、ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止してください。
Solaris/RHEL5/RHEL6環境の場合
# /etc/init.d/startSFmanager stop-postgres
RHEL7環境の場合
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager stop-postgres
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を起動します。
以下の手順に従って、Storage Cruiserマネージャーの環境を保存してください。
参考
手順内での表記について
$BAK_DIRは、バックアップ先ディレクトリです。
$INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。
$ENV_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。
$TMP_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。
ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。
Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。
ETERNUS SF Manager Tomcat Service
バックアップデータを作成します。
エクスプローラなどで、以下のバックアップ用ディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\Common
以下のコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。portNumber にはデフォルトの15432を、ポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を指定してください。fileName に指定したファイル名で、バックアップデータが作成されます。
> $INS_DIR\Common\sys\postgres\bin\pg_dump -U esfpostgres -C --attribute-inserts -p portNumber -f $BAK_DIR\Common\fileName esfdb
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。
master01!
以下のバッチを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを停止します。
> $INS_DIR\Common\bin\Stop_ESFservice.bat
参考
バッチを実行すると、ETERNUS SF Manager Tomcat Serviceがすでに停止している旨のメッセージが複数出力されます。問題のないメッセージです。無視してください。
性能管理機能に関するファイルをバックアップします。
性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。また、サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
ポイント
性能管理機能に関するファイルが大量に存在する場合があります。ファイル量に応じて、バックアップ時間を見積もってください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップ用ディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perfconf
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perf.conf | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perfconf | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perfconf |
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf | $BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf |
容量管理機能に関するファイルをバックアップします。
サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
ポイント
容量グラフに関するファイルが大量に存在する場合があります。ファイル量に応じて、バックアップ時間を見積もってください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\thinprovisioning
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\flexibletier
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\nas
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\thinprovisioning | $BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\thinprovisioning |
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\flexibletier | $BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\flexibletier |
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\nas | $BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\nas |
カスタマイズ可能なファイルをバックアップします。
存在しないファイルやディレクトリは、バックアップ不要です。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\bin
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\sanma.conf | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current |
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\ssmgr.conf | |
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\trapop.bat |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail |
SNMPトラップXML定義ファイルをバックアップします。
SNMPトラップXML定義ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、SNMPトラップXML定義ファイル"1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml"をカスタマイズしている場合の例です。この例と同様に、ファイルを1つずつバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth\1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth |
装置ポーリング設定ファイルをバックアップします。
装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
以下は、装置ポーリング設定ファイル"DP_config.xml"をカスタマイズしている場合の例です。この例と同様に、ファイルを1つずつバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling\DP_config.xml | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling |
ポーリングサービス設定ファイルをバックアップします。
ポーリングサービス設定ファイルをカスタマイズしていない場合は、この手順は不要です。
ポーリングサービス設定ファイル"pollingService.xml"をカスタマイズしている場合は、以下の手順でバックアップしてください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling\pollingService.xml | $BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling |
レジストリをバックアップします。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\ACM\etc
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\ACM\etc\swnode.ini | $BAK_DIR\ACM\etc |
$ENV_DIR\ACM\etc\device.ini |
コピーグループとコピーペアの定義に関するファイルを保存します。
アドバンスト・コピー機能を使用する場合だけ、この手順を実施してください。
エクスプローラなどで、以下のバックアップ用ディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\CCM\etc
$BAK_DIR\CCM\etc\db
$BAK_DIR\CCM\etc\db\cg
$BAK_DIR\CCM\etc\prop
$BAK_DIR\CCM\var\micc\database
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\CCM\etc\db\eternus.xml | $BAK_DIR\CCM\etc\db |
$TMP_DIR\CCM\var\micc\database\DeviceRegList.xml | $BAK_DIR\CCM\var\micc\database |
コピー元のファイルが存在する場合は、エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\CCM\etc\prop\user.properties | $BAK_DIR\CCM\etc\prop |
$ENV_DIR\CCM\etc\stxc.alias | $BAK_DIR\CCM\etc |
$ENV_DIR\CCM\etc\stxc_ext.alias | |
$ENV_DIR\CCM\etc\stxcvolinf |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\CCM\etc\db\cg | $BAK_DIR\CCM\etc\db\cg |
ライセンス管理データベースをバックアップします。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\LM
以下のコマンドを実行します。fileName に指定したファイル名で、バックアップデータが作成されます。
> $INS_DIR\LM\bin\esflm backup $BAK_DIR\LM\fileName
レポーティング機能に関するファイルをバックアップします。(レポーティング機能を使用しているときだけ)
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\Common\etc\report
$BAK_DIR\Common\etc\scheduler
$BAK_DIR\Common\var\report
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Common\etc\report | $BAK_DIR\Common\etc\report |
$ENV_DIR\Common\etc\scheduler | $BAK_DIR\Common\etc\scheduler |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$TMP_DIR\Common\var\report | $BAK_DIR\Common\var\report |
ストレージ自動階層制御機能に関するファイルをバックアップします。
サブディレクトリやファイルがない場合は、バックアップ不要です。
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data
$BAK_DIR\AST\Manager\var\opt\FJSVssast\data
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data | $BAK_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data |
$TMP_DIR\AST\Manager\var\opt\FJSVssast\data | $BAK_DIR\AST\Manager\var\opt\FJSVssast\data |
QoS Managementオプション環境をバックアップします。(QoS Managementオプションを使用しているときだけ)
エクスプローラなどで、以下のバックアップディレクトリを作成します。
$BAK_DIR\Common\etc\qos
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所にコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$ENV_DIR\Common\etc\qos | $BAK_DIR\Common\etc\qos |
以下のバッチを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを開始します。
> $INS_DIR\Common\bin\Start_ESFservice.bat
クラスタ環境の場合は、以下の手順に従ってStorage Cruiserマネージャーの環境を保存してください。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を停止します。
クラスタ業務の詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「クラスタ業務とローカル業務」を参照してください。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始します。
Service Control Managerを開き、以下のサービスを開始してください。
ETERNUS SF Manager Postgres Service
プライマリノードで、「11.1.1.2.3 Windows版マネージャーのバックアップ」の手順2および手順4~手順15を実施します。
「11.1.1.2.3 Windows版マネージャーのバックアップ」に記載されているディレクトリの表記は、以下のとおり読み替えてください。
$BAK_DIRは、バックアップ先ディレクトリです。
$INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。
$ENV_DIRは、共用ディスクにコピーした時の「環境設定ディレクトリ」です。
$TMP_DIRは、共用ディスクにコピーした時の「作業用ディレクトリ」です。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止します。
Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。
ETERNUS SF Manager Postgres Service
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を起動します。
運用管理サーバでエラーが発生した場合、Storage Cruiserマネージャーの環境をリストア(復元)します。
すべての操作は、運用管理サーバで行います。
以下の手順に従って、Storage Cruiserマネージャーの環境を復元してください。
マネージャーを再インストールしてリストアする場合は、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。インストールおよびセットアップの手順は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」および「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。
参考
手順内での表記について
$BAK_DIRは、バックアップ先ディレクトリです。
Storage Cruiserマネージャーを再セットアップします。
ETERNUS SF Managerをインストールし、Storage Cruiserマネージャーとしてセットアップします。
インストールおよびセットアップ手順は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」および「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。
ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。
以下のシェルスクリプトを実行してサービスを停止してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stop-webservice.sh
バックアップデータをリストアします。
以下のコマンドを実行します。portNumber にはデフォルトの15432を、ポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を指定してください。
# /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/psql -U esfpostgres -p portNumber postgres
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを順に入力してください。
master01! drop database esfdb; \q
以下のコマンドを実行して、バックアップデータをリストアします。portNumber にはデフォルトの15432を、ポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を指定してください。fileName には、バックアップデータ作成時に指定したファイル名を指定してください。
# /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/psql -U esfpostgres -p portNumber -f $BAK_DIR/Common/fileName postgres
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。
master01!
以下のシェルスクリプトを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを停止します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
参考
シェルスクリプトを実行すると、ETERNUS SF Manager Tomcatサービスがすでに停止している旨のメッセージが複数出力されます。問題のないメッセージです。無視してください。
性能管理機能に関するファイルをリストアします。
性能管理機能を使用していない場合、および、性能管理機能に関するファイルをバックアップしていない場合は、この手順は不要です。
リストア先ディレクトリ(/etc/opt/FJSVssmgr/current)配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
# rm -f /etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf # rm -rf /etc/opt/FJSVssmgr/current/perfconf/* # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/*
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/perfconf/* /etc/opt/FJSVssmgr/current/perfconf/ # cp -Rp $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/
容量管理機能に関するファイルをリストアします。
容量管理機能に関するファイルをバックアップしていない場合は、この手順は不要です。
リストア先ディレクトリ(/var/opt/FJSVssmgr/current)配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
# rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/thinprovisioning/* # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/flexibletier/* # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/nas/*
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -Rp $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/thinprovisioning/* /var/opt/FJSVssmgr/current/thinprovisioning/ # cp -Rp $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/flexibletier/* /var/opt/FJSVssmgr/current/flexibletier/ # cp -Rp $BAK_DIR/var/opt/FJSVssmgr/current/nas/* /var/opt/FJSVssmgr/current/nas/
カスタマイズ可能なファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルやディレクトリは、リストア不要です。
/etc/opt/FJSVssmgr/current/eventmailディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | sys | 755 |
Linux | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh /etc/opt/FJSVssmgr/current/ # cp -Rp $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/eventmail/* /etc/opt/FJSVssmgr/current/eventmail/
SNMPトラップXML定義ファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルは、リストア不要です。
/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpthディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | sys | 755 |
SNMPトラップXML定義ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/
装置ポーリング設定ファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルは、リストア不要です。
/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepollingディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | sys | 755 |
ファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/
ポーリングサービス設定ファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルは、リストア不要です。
/etc/opt/FJSVssmgr/current/pollingディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | sys | 755 |
ファイルを退避場所にコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/polling/
コピーグループとコピーペアの定義に関するファイルをリストアします。
アドバンスト・コピー機能を使用する場合だけ、この手順を実施してください。
リストア先ディレクトリ(/etc/opt/FJSVccm/db/cg、/etc/opt/FJSVccm/prop、および/etc/opt/FJSVccm/accc/etc)配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
# rm -rf /etc/opt/FJSVccm/db/cg/* # rm -f /etc/opt/FJSVccm/prop/user.properties # rm -f /etc/opt/FJSVccm/accc/etc/stxc.alias # rm -f /etc/opt/FJSVccm/accc/etc/stxc_ext.alias # rm -f /etc/opt/FJSVccm/accc/etc/stxcvolinf
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | ディレクトリ | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|---|
Solaris OS | /var/opt/FJSVccm/micc/database | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
上記以外 | root(スーパーユーザー) | bin | 755 | |
Linux | /etc/opt/FJSVccm/accc/etc | root(スーパーユーザー) | root | 644 |
上記以外 | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/CCM/etc/db/eternus.xml /etc/opt/FJSVccm/db # cp -p $BAK_DIR/CCM/var/micc/database/DeviceRegList.xml /var/opt/FJSVccm/micc/database # cp -p $BAK_DIR/CCM/etc/prop/user.properties /etc/opt/FJSVccm/prop # cp -p $BAK_DIR/CCM/etc/stxc.alias /etc/opt/FJSVccm/accc/etc # cp -p $BAK_DIR/CCM/etc/stxc_ext.alias /etc/opt/FJSVccm/accc/etc # cp -p $BAK_DIR/CCM/etc/stxcvolinf /etc/opt/FJSVccm/accc/etc # cp -Rp $BAK_DIR/CCM/etc/db/cg/* /etc/opt/FJSVccm/db/cg
ライセンス管理データベースをリストアします。
以下のコマンドを実行してください。fileName には、バックアップデータ作成時に指定したファイル名を指定してください。
# /opt/FJSVesflm/bin/esflm restore $BAK_DIR/LM/fileName
レポーティング機能に関するファイルをリストアします。(レポーティング機能を使用しているときだけ)
レポーティング機能に関するファイルをバックアップしていない場合は、この手順は不要です。
リストア先ディレクトリ(/etc/opt/FJSVesfcm/conf/report、/etc/opt/FJSVesfcm/conf/scheduler、および/var/opt/FJSVesfcm/report)配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
# rm -f /etc/opt/FJSVesfcm/conf/report/* # rm -f /etc/opt/FJSVesfcm/conf/scheduler/* # rm -rf /var/opt/FJSVesfcm/report/*
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/report/* /etc/opt/FJSVesfcm/conf/report/ # cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/scheduler/* /etc/opt/FJSVesfcm/conf/scheduler/ # cp -Rp $BAK_DIR/var/opt/FJSVesfcm/report/* /var/opt/FJSVesfcm/report/
ストレージ自動階層制御機能に関するファイルをリストアします。
サブディレクトリやファイルがない場合は、リストア不要です。
リストア先ディレクトリ(/etc/opt/FJSVssast/dataおよび/var/opt/FJSVssast/data)配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
# rm -rf /etc/opt/FJSVssast/data/* # rm -rf /var/opt/FJSVssast/data/*
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | sys | 755 |
Linux | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -Rp $BAK_DIR/etc/opt/FJSVssast/data/* /etc/opt/FJSVssast/data/ # cp -Rp $BAK_DIR/var/opt/FJSVssast/data/* /var/opt/FJSVssast/data/
QoS Managementオプション環境をリストアします。(QoS Managementオプションを使用しているときだけ)
リストア先ディレクトリ(/etc/opt/FJSVesfcm/conf/qos)配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
# rm -f /etc/opt/FJSVesfcm/conf/qos/*
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、以下のオーナー、グループ、およびアクセス権で、ディレクトリを作成してください。
OS種別 | オーナー | グループ | アクセス権 |
---|---|---|---|
Solaris OS | root(スーパーユーザー) | root | 755 |
サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
# cp -p $BAK_DIR/etc/opt/FJSVesfcm/conf/qos/* /etc/opt/FJSVesfcm/conf/qos/
以下のシェルスクリプトを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを開始します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/startesf.sh
クラスタ環境の場合は、以下の手順に従ってStorage Cruiserマネージャーの環境を復元してください。
マネージャーを再インストールしてリストアする場合は、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。インストールおよびセットアップの手順は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「運用管理サーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を停止します。
クラスタ業務の詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「クラスタ業務とローカル業務」を参照してください。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始します。
以下のコマンドを実行して、ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始してください。
Solaris/RHEL5/RHEL6環境の場合
# /etc/init.d/startSFmanager start-postgres
RHEL7環境の場合
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager start-postgres
プライマリノードで、「11.1.1.3.1 Solaris OS版/Linux版マネージャーのリストア」の手順3および手順5~手順15を実施します。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止します。
以下のコマンドを実行して、ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止してください。
Solaris/RHEL5/RHEL6環境の場合
# /etc/init.d/startSFmanager stop-postgres
RHEL7環境の場合
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager stop-postgres
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を起動します。
以下の手順に従って、Storage Cruiserマネージャーの環境を復元してください。
マネージャーを再インストールしてリストアする場合は、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。インストールおよびセットアップの手順は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」および「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。
参考
手順内での表記について
$BAK_DIRは、バックアップ先ディレクトリです。
$INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。
$ENV_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。
$TMP_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。
Storage Cruiserマネージャーを再セットアップします。
ETERNUS SF Managerをインストールし、Storage Cruiserマネージャーとしてセットアップします。
インストールおよびセットアップ手順は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのインストール」および「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。
ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。
Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。
ETERNUS SF Manager Tomcat Service
ETERNUS VASA Providerを停止します。
ETERNUS VASA Providerを使用している場合は、Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。
ETERNUS Information Provider
バックアップデータをリストアします。
以下のコマンドを実行します。portNumber にはデフォルトの15432を、ポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を指定してください。
> $INS_DIR\Common\sys\postgres\bin\psql -U esfpostgres -p portNumber postgres
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを順に入力してください。
master01! drop database esfdb; \q
以下のコマンドを実行して、バックアップデータをリストアします。portNumber にはデフォルトの15432を、ポート番号を変更している場合は変更後のポート番号を指定してください。fileName には、バックアップデータ作成時に指定したファイル名を指定してください。
> $INS_DIR\Common\sys\postgres\bin\psql -U esfpostgres -p portNumber -f $BAK_DIR\Common\fileName postgres
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。
master01!
以下のバッチを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを停止します。
> $INS_DIR\Common\bin\Stop_ESFservice.bat
参考
バッチを実行すると、ETERNUS SF Manager Tomcat Serviceがすでに停止している旨のメッセージが複数出力されます。問題のないメッセージです。無視してください。
性能管理機能に関するファイルをリストアします。
性能管理機能を使用していない場合、および、性能管理機能に関するファイルをバックアップしていない場合は、この手順は不要です。
エクスプローラなどで、以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
$TMP_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perfconf
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perf.conf | $ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perfconf | $TMP_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\perfconf |
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf | $TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\perf |
容量管理機能に関するファイルをリストアします。
容量管理機能に関するファイルをバックアップしていない場合は、この手順は不要です。
エクスプローラなどで、以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\thinprovisioning
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\flexibletier
$TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\nas
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\thinprovisioning | $TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\thinprovisioning |
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\flexibletier | $TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\flexibletier |
$BAK_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\nas | $TMP_DIR\ESC\Manager\var\opt\FJSVssmgr\current\nas |
カスタマイズ可能なファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルやディレクトリは、リストア不要です。
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\sanma.conf | $ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current |
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\ssmgr.conf | |
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\trapop.bat |
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmailディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail | $ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\eventmail |
SNMPトラップXML定義ファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルは、リストア不要です。
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpthディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
エクスプローラなどで、SNMPトラップXML定義ファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth\*.xml | $ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth |
装置ポーリング設定ファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルは、リストア不要です。
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepollingディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
エクスプローラなどで、装置ポーリング設定ファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling\DP_config.xml | $ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling |
ポーリングサービス設定ファイルをリストアします。
バックアップを採取していないファイルは、リストア不要です。
$ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\pollingディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
エクスプローラなどで、ポーリングサービス設定ファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling\pollingService.xml | $ENV_DIR\ESC\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\polling |
レジストリをリストアします。
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\ACM\etc\swnode.ini | $ENV_DIR\ACM\etc |
$BAK_DIR\ACM\etc\device.ini |
コピーグループとコピーペアの定義に関するファイルをリストアします。
アドバンスト・コピー機能を使用する場合だけ、この手順を実施してください。
エクスプローラなどで、以下のリストア先ディレクトリ配下のファイルを削除します。
$ENV_DIR\CCM\etc\db\cg
また、以下のファイルが存在する場合は、削除してください。
$ENV_DIR\CCM\etc\prop\user.properties
$ENV_DIR\CCM\etc\stxc.alias
$ENV_DIR\CCM\etc\stxc_ext.alias
$ENV_DIR\CCM\etc\stxcvolinf
以下のリストア先ディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
$ENV_DIR\CCM\etc
$ENV_DIR\CCM\etc\db
$ENV_DIR\CCM\etc\db\cg
$ENV_DIR\CCM\etc\prop
$TMP_DIR\CCM\var\micc\database
エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\CCM\etc\db\eternus.xml | $ENV_DIR\CCM\etc\db |
$BAK_DIR\CCM\var\micc\database\DeviceRegList.xml | $TMP_DIR\CCM\var\micc\database |
コピー元のファイルが存在する場合、エクスプローラなどで、以下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のファイル | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\CCM\etc\prop\user.properties | $ENV_DIR\CCM\etc\prop |
$BAK_DIR\CCM\etc\stxc.alias | $ENV_DIR\CCM\etc |
$BAK_DIR\CCM\etc\stxc_ext.alias | |
$BAK_DIR\CCM\etc\stxcvolinf |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\CCM\etc\db\cg | $ENV_DIR\CCM\etc\db\cg |
ライセンス管理データベースをリストアします。
以下のコマンドを実行してください。fileName には、バックアップデータ作成時に指定したファイル名を指定してください。
> $INS_DIR\LM\bin\esflm restore $BAK_DIR\LM\fileName
レポーティング機能に関するファイルをリストアします。(レポーティング機能を使用しているときだけ)
レポーティング機能に関するファイルをバックアップしていない場合は、この手順は不要です。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
$TMP_DIR\Common\var\report
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
以下のリストア先ディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
$ENV_DIR\Common\etc\report
$ENV_DIR\Common\etc\scheduler
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\Common\etc\report | $ENV_DIR\Common\etc\report |
$BAK_DIR\Common\etc\scheduler | $ENV_DIR\Common\etc\scheduler |
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\Common\var\report | $TMP_DIR\Common\var\report |
ストレージ自動階層制御機能に関するファイルをリストアします。
サブディレクトリやファイルがない場合は、リストア不要です。
以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。
ただし、リストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。
$ENV_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data
$TMP_DIR\AST\Manager\var\opt\FJSVssast\data
リストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data | $ENV_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data |
$BAK_DIR\AST\Manager\var\opt\FJSVssast\data | $TMP_DIR\AST\Manager\var\opt\FJSVssast\data |
QoS Managementオプション環境をリストアします。(QoS Managementオプションを使用しているときだけ)
以下のリストア先ディレクトリが存在するか確認します。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
$ENV_DIR\Common\etc\qos
エクスプローラなどで、以下のディレクトリ配下のファイルを退避場所からコピーします。
コピー元のディレクトリ | コピー先のディレクトリ |
---|---|
$BAK_DIR\Common\etc\qos | $ENV_DIR\Common\etc\qos |
以下のバッチを実行して、ETERNUS SF Managerのサービスを開始します。
> $INS_DIR\Common\bin\Start_ESFservice.bat
ETERNUS VASA Providerを起動します。
ETERNUS VASA Providerを使用する場合は、Service Control Managerを開き、以下のサービスを開始してください。
ETERNUS Information Provider
VMware vSphere Virtual Volumes環境をリストアします。
VMware vSphere Virtual Volumes機能を利用している場合だけ、以下の手順を実施してください。
ETERNUS ディスクアレイの[設定の再読み込み]
Webコンソールで、VMware vSphere Virtual Volumes機能を使用しているすべてのETERNUS ディスクアレイに対して、[設定の再読み込み]を実施します。
ETERNUS ディスクアレイから構成情報の取得
以下のコマンドを実行して、ETERNUS ディスクアレイからVMware vSphere Virtual Volumes機能に関する構成情報を取得します。
> $INS_DIR\Common\bin\esfadm esfdata restore -all
本コマンドが完了するまでに時間がかかることがあります。
クラスタ環境の場合は、以下の手順に従ってStorage Cruiserマネージャーの環境を復元してください。
マネージャーを再インストールしてリストアする場合は、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。インストールおよびセットアップの手順は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「運用管理サーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を停止します。
クラスタ業務の詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「クラスタ業務とローカル業務」を参照してください。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始します。
Service Control Managerを開き、以下のサービスを開始してください。
ETERNUS SF Manager Postgres Service
プライマリノードで、「11.1.1.3.3 Windows版マネージャーのリストア」の手順4および手順6~手順17を実施します。
「11.1.1.3.3 Windows版マネージャーのリストア」に記載されているディレクトリの表記は、以下のとおり読み替えてください。
$BAK_DIRは、バックアップ先ディレクトリです。
$INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。
$ENV_DIRは、共用ディスクにコピーした時の「環境設定ディレクトリ」です。
$TMP_DIRは、共用ディスクにコピーした時の「作業用ディレクトリ」です。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止します。
Service Control Managerを開き、以下のサービスを停止してください。
ETERNUS SF Manager Postgres Service
手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を起動します。
「11.1.1.3.3 Windows版マネージャーのリストア」の手順20を実施します。
esfadm esfdataコマンドはプライマリノードで実行してください。