運用管理サーバは、装置に対する機構側のサポートレベルに応じて、SNMPトラップを以下のように加工します。
サーバノードエージェント
SNMPトラップをデコードします。
サポートレベルA、B、およびE
SNMPトラップをデコードします。なお、イベント表示・連携が必要と判断されるSNMPトラップだけに対して処理します。
サポートレベルI(SNMPトラップサポート装置)
装置固有のSNMPトラップをデコードしません。
ただし、SNMPトラップXML定義ファイルを作成することで、本製品が未サポートのSNMPトラップをデコードすることも可能です。詳細は、「A.5 SNMPトラップXML定義ファイル説明」を参照してください。
参考
SNMPトラップのデコード方法は、カスタマイズ可能です。カスタマイズ方法は、「A.5 SNMPトラップXML定義ファイル説明」を参照してください。
注意
装置の部品ステータスの自動更新をサポートしている装置の場合、本製品は装置から装置ステータスと装置の部品ステータスを自動で取得するため、装置情報が自動で表示されます。装置の部品ステータスの自動更新をサポートしている装置は、「2.5 装置の部品ステータスの監視」を参照してください。
装置の部品ステータスの自動更新をサポートしていない装置の場合、本製品は装置から装置ステータスを自動で取得しますが、装置の部品ステータスを自動で取得しません。このため、異常または警告レベルのイベントを受信したときやストレージシステムの状態が復旧したときは、ストレージシステムの構成要素のステータスを手動で更新してください。
トラブルが発生した装置の装置ステータスは、自動的に更新されます。
操作の詳細は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイの設定情報の再読込み」を参照してください。