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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.4.0 DRオプション説明書
FUJITSU Software

2.1.3 仮想L-Server切替え(VMゲスト)

VMホストは各サイトで構築し、VMホスト上で動作する仮想L-Serverだけを切り替えます。

図 2.3 仮想L-Server切替え(VMゲスト)
仮想L-Server切替え(VMゲスト)
表 2.8 サポート構成
項目 内容 備考
管理対象サーバ機種 PRIMERGYブレードサーバ
PRIMERGYラックマウント/ペディスタルサーバ
SPARC M10/M12
ストレージ接続 FC
iSCSI VMwareだけ
NAS VMwareだけ
管理対象スイッチブレード Connection Blade スイッチモード IBPモードは使用不可
エンドホストモード
Converged Fabricモード
サーバ仮想化ソフトウェア/管理製品 VMware/VMware vCenter Server

VMware ESXi 5.xだけサポート

VM管理製品は各サイトで構築

各サイト単位で、VM管理製品と通信できるサーバ(管理サーバなど)にVMware vSphere Command-Line Interface(vCLI)をインストール

OVM for SPARC/BMC BladeLogic Server Automation

ZFS、かつSolaris 11/11以降だけサポート

BMC BladeLogic Server Automationは8.3だけサポート

ポイント

  • VMプール定義ファイルにより、切替え先サイトでVMホスト数を削減できます。「図 2.4 切替え先サイトでVMホスト数を減らす設定」を参照してください。設定方法については、「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」の「4. VMプール定義ファイルの作成【仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合】」を参照してください。
  • 物理L-Server切替え(物理OS)と併用できます。
  • 物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)と併用できません。
  • VMホストのシステム領域を格納したディスクは、レプリケーションの対象となりません。このため、VMホストのシステム領域をどのようなディスク上に配置しても問題ありません。(例: ローカルブート)

注意

  • VMware vCenter Serverと通信できるサーバ(管理サーバなど)にVMware vSphere Command-Line Interface(vCLI)のインストールが必要です。
  • VMホストは物理L-Server上に構築しないでください。
  • VMデータを配置するディスク

FC接続、iSCSI接続またはNAS接続のディスクを使用し、レプリケーションの対象としてください。

図 2.4 切替え先サイトでVMホスト数を減らす設定
切替え先サイトでVMホスト数を減らす設定