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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.3
FUJITSU Software

C.2.4 内部エラーメッセージ (26000 - 26001)


26000

severity: sfdsk: internal error, details

説明

内部エラーが発生しました。details はエラーの原因を示しています。
severity はメッセージの重要度を示します。

a) ルートクラスに登録されているディスクの一部またはすべてが OS 起動時に OS から認識されなかった場合、以下のエラーメッセージが出力されることがあります。

  ERROR: sfdsk: internal error, func=gds_dev_open(*,*,*) FAIL

b) メジャ番号 487 がすでに使用中の場合、システム起動時に以下のメッセージが出力されます。

  ERROR: sfdsk: internal error, func=register_blkdev(sfdsk), errno=16

c) サーバ間ミラーリング機能を使用している環境で、ノード起動時に以下のメッセージが出力されることがあります。(Xには数値が出力されます)

  ERROR: sfdsk: internal error,func=ioctl(dev=XXX,XXX, cmd=0xXXXXXXXX) FAIL(-19) proc=sdxservd(XXX)

d) sdxfix -C コマンド実行時に以下のメッセージが出力されることがあります。

dev はディスクのデバイス番号です。

  WARNING: sfdsk: internal error, cannot get disk offset. dev=0xNNNNNNNN, cmd=HDIO_GETGEO, errno=5

対処

a) の場合、システムへの影響はありません。ディスクを OS から認識される状態に復旧し、システムを再起動すれば、メッセージは出力されなくなります。

b) の場合、sfdsk ドライバのメジャ番号を 487 以外の番号に変更してください。メジャ番号の変更方法は、「6.10 NFS マウント」の「sfdsk ドライバのメジャ番号」を参照してください。

c) の場合、ノード起動時に以下のいずれかの状態だった可能性があります。

(c-1)

状態:他ノードが停止していた。

対処:システムへの影響はありません。対処は不要です。

(c-2)

状態:サーバ間ミラーリングで使用するネットワークに異常が発生していた。

対処:ネットワークの異常を復旧してください。

d) の場合、ディスク故障が発生している可能性があります。dev に出力されたデバイス番号のディスクを確認し、異常があれば復旧してください。

その他の場合、調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


26001

sfdsklog: internal error, details

説明

内部エラーが発生しました。details はエラーの原因を示しています。

a) システム起動時にメジャ番号 234 がすでに使用中の場合、システムログに以下のメッセージが出力されることがあります。

   sfdsklog: internal error, func=register_chrdev(sfdsklog) fail(-16)

このとき、GDS の sfdsklog ドライバのロードが失敗し、GDS が起動されないため、共用ディスク装置のリソース登録 (clautoconfig コマンド)、GDS の操作、および、GDS のボリュームへのアクセスは失敗します。

対処

a) の場合、以下の手順で、sfdsklog ドライバのメジャ番号を 300 以上に変更してください。

  1. sfdsklog ドライバのメジャ番号を決定します。

    /proc/devices に記述されていない 300 以上の番号を選びます。

  2. sfdsklog ドライバのメジャ番号を変更します。

    /etc/opt/FJSVsdx/modules/sfdsklog.conf に sfdsklog ドライバのメジャ番号の設定 (sdxlog_major=変更後のメジャ番号) を追加します。

    例) メジャ番号を 300 にする場合

    # All Rights Reserved, Copyright (c) FUJITSU LIMITED 1999
    #ident "@(#)$Id: sfdsklog.conf,v 1.1.1.1 2010/10/01 06:06:02 juli Exp $"
    name="sfdsklog" parent="pseudo";
    sdxlog_major=300;   ←追加
  3. システムを再起動します。

a) 以外の場合、調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。