形式
/etc/opt/FJSVcluster/bin/clautoconfig -f diskfile
/etc/opt/FJSVcluster/bin/clautoconfig -r -n
機能説明
本コマンドは、クラスタシステムに接続されている以下のハードウェアの情報を、リソースデータベースに登録します。
共用ディスク装置
共用ディスク定義ファイルに記述されている共用ディスク装置の情報を、リソースデータベースに登録します。
ネットワーク装置
ネットワーク装置を自動検出し、リソースデータベースに登録します。
本コマンドは、クラスタシステムの任意の 1 ノードで、システム管理者権限で実行してください。
本コマンド実行中に、本コマンド実行中のノードおよび他のノードで、本コマンドを実行しないでください。
オプション
共用ディスク装置をリソースデータベースに登録します。diskfile には、あらかじめ作成されている共用ディスク定義ファイルのフルパスを指定します。
ネットワーク装置をリソースデータベースに登録します。本コマンドで自動検出するネットワーク装置は、現在動作中のネットワーク装置です。停止しているネットワーク装置は自動検出しません。ネットワークの状態は、ifconfig(8) コマンドで確認してください。
自動リソース登録を行います。
戻り値
正常終了
異常終了
注意
本コマンドを実行する前に、以下の確認を行ってください。
CF、CIP、リソースデータベースの設定が全ノードで完了していること
全ノードとディスク装置が接続された状態であること
全ノードがマルチユーザモードで起動されていること
クラスタドメイン内に閉塞しているクラスが存在しないこと
クラスタドメイン内に SWAP 状態のディスクが存在しないこと