「7.15.5 1ノードのみで運用する方法」に従って1ノードのみでクラスタアプリケーションを強制起動した後、2ノード運用に復旧するには、以下の手順で復旧します。
参考
両ノードを再起動するという方法でも復旧できます。ただし、GDSが最新ディスクを自動選択できない場合、再起動後にクラスタアプリケーションの起動が失敗します。この場合、「7.15.7 最新ディスクが自動選択できない場合の復旧方法」の(a)の手順で復旧してください。
[復旧手順]
停止しているノードを起動します。
ネットミラーボリュームの起動ロックを解除します。
本手順は、両ノードで実行します。
# sdxattr -V -c クラス名 -v ボリューム名 -a lock=off |
iSCSIデバイスを修復し、等価性コピーを行います。
本手順は、クラスタアプリケーションを強制起動したノードで実行します。
sdxswapコマンドの -d オプションでは、ネットミラーグループ内のディスクのうち、クラスタアプリケーションを強制起動したノードではない方のノードのディスクを指定します。
# /etc/opt/FJSVsdx/bin/sdxiscsi_ctl -F -e init # sdxswap -O -c クラス名 -d ディスク名 |