ノード停止やネットワーク異常によって一方のノードのディスクにアクセスできなくなり、ネットミラーグループ内のディスク間のデータに差分が生じた状態で両ノードを起動した場合、クラスタアプリケーションの起動時に最新データを持つディスクが自動的に選択され、最新データを持つディスクがアクセス対象になります。
両ノードを起動してから、クラスタアプリケーションの起動時に最新データを持つディスクが自動選択されるまでの間、以下の状態になります。
データ保護のためネットミラーボリュームに起動ロックが設定されます。
ネットミラーボリュームの起動および等価性コピーは抑止されます。 (ネットミラーボリュームを起動するには、クラスタアプリケーションを起動する必要があります。)
最新データを持つディスクに含まれるスライスが INVALID 状態になることがあります。(この状態は一時的なものです。)
注意
ネットミラーボリュームの起動ロック
復旧手順以外では、ネットミラーボリュームの起動ロックの操作を行わないでください。
復旧手順以外でユーザが起動ロックの操作を行うと、GDSが正常に動作できなくなることがあります。