ここでは、システムディスクをバックアップする前に行う設定について説明します。
GDS でシステムディスクをミラーリングしているかどうかに関わらず、GDS の共用クラスまたはローカルクラスを使用している場合、以下の設定を行ってください。
[設定方法]
GDS の構成パラメタを設定します。
構成ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の最後に SDX_DB_FAIL_NUM=0 の設定を追加します。
# vim /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf
...
SDX_DB_FAIL_NUM=0 ←追加 |
この設定を行うのは、システムディスクのバックアップ時とリストア時で共用/ローカルクラスの構成データベースの配置が異なっていても、リストア後に共用/ローカルクラスのクラス閉塞が発生しないようにするためです。
サーバ間ミラーリング機能を使用している場合、RMS の自動起動を抑止します。
2-1. RMS の自動起動が抑止されているか確認します。
0 と表示された場合、自動起動が抑止されています。
1 と表示された場合、自動起動は抑止されていません。
# hvsetenv HV_RCSTART |
2-2. 手順2-1.で1と表示された場合、RMSの自動起動を抑止します。
# hvsetenv HV_RCSTART 0 # hvsetenv HV_RCSTART 0 |