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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.3
FUJITSU Software

3.9.3 オブジェクト構成

各ノードのディスク装置を他ノードからiSCSIデバイスとしてアクセスできるように設定し、そのiSCSIデバイスを共用ディスク装置と同様にリソース登録し、共用クラスに登録してネットミラーグループに接続します。

オブジェクト構成は、以下の条件を満たす必要があります。

参照

各ノードのディスク装置を他ノードからiSCSIデバイスとしてアクセスできるように設定する方法については、「4.6 サーバ間ミラーリングを行うディスクの設定【4.3A40以降】【RHEL6】」を参照してください。

注意

  • クラスタアプリケーションの切替えの際、ネットミラーボリューム 1 個につき、数秒の時間がかかります。このため、ネットミラーボリュームの個数を少なくすることを推奨します。

  • ネットワーク異常により、他ノードのディスクにアクセスできなくなった場合、および、ネットワークが復旧して等価性回復コピーが実行された場合、ボリューム1個につき数秒間、ボリュームへのI/Oが保留されます。ボリュームの個数は少なくすることを推奨します。

    I/Oが保留される時間はシステムによって異なりますが、目安は4~5秒です。

  • ネットミラーボリュームを作成した共用クラスを、Gdsリソースとしてクラスタアプリケーションに登録する前に両ノードが再起動されると、データ保護のためネットミラーボリュームに起動ロックが設定され、ネットミラーボリュームが起動できない状態になります。この状態になった場合、共用クラスをクラスタアプリケーションに登録し、クラスタアプリケーションを起動してください。