ホットスペアモードが筐体内限定方式に設定されている場合、I/O ケーブル抜けやディスク筐体のダウンによりディスク筐体全体にアクセスできなくなったとき、別のディスク筐体にスペアディスクが存在していても自動接続されません。例えば、「3.8.12 ホットスペアモード (スペアディスクの選択方式)」の [図3.7 筐体内限定方式のホットスペア] においてディスク筐体 1 がダウンした場合、スペアディスク (ディスク 4) はディスク 1 の代わりに自動接続されません。
このような場合、以下の手順により、スペアディスクを使用して手動でミラーリング状態を回復することができます。
スペアディスクを未定義ディスクに変更する。
参照
ディスクタイプの変更方法については、GDS 運用管理ビューを使用する場合は「8.2.1.2 クラス構成」の「ディスク属性の変更」、コマンドを使用する場合は「B.1.7 sdxattr - オブジェクトの属性値変更」を参照してください。
1. のディスクを I/O エラーが発生したミラーグループに接続する。
参照
ディスクの接続方法については、GDS 運用管理ビューを使用する場合は「8.2.1.3 グループ構成」、コマンドを使用する場合は「B.1.2 sdxdisk - ディスクの操作」の -C オプションの説明を参照してください。