ディスク装置のコピー機能によってボリュームをコピーし、コピー先のディスク領域をボリューム (シャドウボリューム) として認識してアクセスすることができます。
業務と並行して業務のデータを使用する別の業務を実行するには、業務のボリュームの複製が必要です。業務で使用しているボリュームの複製として、プロキシボリュームを使用する運用形態の他に、ディスク装置のコピー機能によるコピー先のディスク領域を使用する運用形態が実現できます。
参照
ディスク装置のコピー機能とシャドウボリュームを使用するバックアップリストアの運用形態および手順について、「7.11 ディスク装置のコピー機能を使用したバックアップとリストア」を参照してください。
ディスク筐体間のコピー機能を使用して、地理的に離れた遠隔地に災害対策システムを構築することができます。業務を実行するドメインが被災した場合、災害対策システムでコピー先のディスク領域をシャドウボリュームとして使用し、被災から復旧するまでの間の業務を代行します。