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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

J.4 ディスクデータの複製

複製元のシステムのディスクデータを、複製先のシステムのディスクに複製します。

システムディスクの複製には、OSの以下の機能を使用します。

データの複製は、クローニング機能を提供するソフトウェアや、ストレージのコピー機能など、ディスクデータを複製する機能を利用して行います。

詳細は、使用する機能のマニュアルを参照してください。

注意

Unified Archives

  • archiveadm create コマンドでアーカイブを作成するときに --root-onlyオプションを指定して、ZFS ルートプール以外のストレージプールをアーカイブから除外してください。

  • システムディスクをミラーリングする場合、複製先のシステムディスクのディスクラベルを VTOC 形式にする必要があります。アーカイブの復元時に使用する自動インストーラのマニフェストファイル (AI マニフェスト) の target 要素 (<target ~> から </target> までの箇所) に、以下のパラメタを記述しておくことで、複製先のシステムディスクのディスクラベルを VTOC 形式にすることができます。

        <disk whole_disk="true">
            <disk_name name="ディスク名" name_type="ctd"/>
            <slice name="0" in_zpool="rpool">
                <size val="スライスのサイズ"/>
            </slice>
            <slice name="2">
            </slice>
        </disk>

    例) アーカイブ復元先のディスク名が c0t50000393CC8833B8d0 で、ZFS ルートプール用のスライス s0 のサイズを 195284992 セクタにする場合

    <target name="desired">
        <disk whole_disk="true">
    <disk_name name="c0t50000393CC8833B8d0" name_type="ctd"/>
    <slice name="0" in_zpool="rpool">
    <size val="195284992s"/>
    </slice>
    <slice name="2">
    </slice>
    </disk> <logical> ~ </target>

    AI マニフェストの詳細については、ai_manifest(4) など OS のマニュアルを参照してください。