本章では、システムディスクミラーリングのコマンドによる設定方法と解除方法を説明します。
システムディスクミラーリングには、以下の3種類があります。
注意
Solaris 11.4 以降の SAN ブート環境 (FC 接続)
SAN ブート環境 (FC 接続) でシステムディスクをミラーリングする場合、システムディスクには ssd ドライバを適用してください。
Solaris 11.4 以降を新規インストールした場合、sd ドライバが適用されるため、ssd ドライバに変更してください。
適用されているドライバは、以下の方法で確認できます。
システムディスクのメジャ番号を確認します。以下の例では、メジャ番号は 203 です。
# ls -lL /dev/rdsk/c0t500003948822616Cd0s2 crw-r----- 1 root sys 203, 26 May 17 09:44 /dev/rdsk/c0t500003948822616Cd0s2
手順1. で確認したメジャ番号のドライバを確認します。以下の例では、ドライバは sd です。
# grep 203 /etc/name_to_major sd 203
ドライバの変更方法については、Solaris のマニュアルを参照してください。