システムディスクをミラーリングすることによって、一方の物理ディスクが故障したとしてもデータは保護されます。しかし、多重故障などによる致命的な障害や操作ミスによってデータが破損した場合は、あらかじめ採取しておいたバックアップを用いてデータをリストアする必要があります。
ここでは、ZFSブート環境においてGDS (GDSミラー方式またはZFSミラー方式)を使用してミラーリングしているシステムディスクのデータをテープにバックアップする方法と、テープからリストアする方法を説明します。