ここでは、システムディスクをリストアした後に行う設定について説明します。
GDS でシステムディスクをミラーリングしているかどうかに関わらず、GDS の共用クラスまたはローカルクラスを使用している場合、以下の[設定方法]に従って設定を行ってください。
以下の手順には[設定方法]の手順が含まれているため、以下の手順に従ってシステムディスクをリストアした場合は、[設定方法]の設定は不要です。
・「6.2.2 リストア手順」
・「6.3.2 リストア手順 (システムがブートできる場合)」
・「6.3.3 リストア手順 (システムがブートできない場合)」
注意
システムディスクのリストア後、システムをマルチユーザモードで起動する前に以下の設定を行ってください。
[設定方法]
1) 「6.1.1 バックアップ前の設定」を実施しなかった場合、シングルユーザモードで起動し、「6.1.1 バックアップ前の設定」に従って設定を行います。
2) マルチユーザモードで起動します。
3) 共用クラスおよびローカルクラスの構成や状態に異常がないことを確認します。
# sdxinfo |
4) GDS の構成パラメタの設定を元に戻します。
構成ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_DB_FAIL_NUM=0 の行をコメントアウトします。
# vi /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf ... # SDX_DB_FAIL_NUM=0 |