メイン画面において、オブジェクトの構成と状態の確認、および状態監視ができます。
[表示]:[詳細表示切替え] メニューで [SDXオブジェクト] が選択されている場合、下記の範囲ごとにオブジェクトの構成を確認することができます。
ノード内のオブジェクト構成
クラス内のオブジェクト構成
グループ内のオブジェクト構成
シングルディスク内のオブジェクト構成
ボリューム内のオブジェクト構成
GDS Snapshot のシャドウオブジェクトは、オブジェクト名や状態などがイタリック体で表示されます。
ノード内のオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、ノードのアイコンをクリックすると、指定したノード内のすべてのボリュームとディスクが表示されます。
クラス内のオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、クラスのアイコンをクリックすると、指定したクラス内のすべてのボリュームとディスクが表示されます。
グループ内のオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、グループのアイコンをクリックすると、指定したグループ内のすべてのボリュームとすべての階層のディスクが表示されます。また、GDS 構成ツリーフィールドで、グループのアイコンをマウスポインタで指すと、グループを構成しているディスクと下位グループが表示されます。
GDS 構成ツリーフィールドに表示されるグループは、最上位グループのみです。下位グループを構成しているディスクと下位グループは、グループ構成設定画面で確認します。
手順を以下に示します。
グループ構成設定画面の表示
メイン画面の [設定]:[グループ構成設定] を選択し、グループ構成設定画面を表示します。
「グループ名」リストで、構成を確認するグループを選択します。
[グループ構成ディスク/グループ] フィールドで、グループを構成するディスクと下位グループを確認します。
この例では、グループ group0003 は、ディスク diskmplb0008 と diskmplb0009、下位グループ group0001 で構成されています。同様の手順で、下位グループ group0001 の構成を確認します。
シングルディスク内のオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、シングルディスクのアイコンをクリックすると、指定したシングルディスク内のすべてのボリュームとそのシングルディスクが表示されます。
ボリューム内のオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、ボリュームのアイコンをクリックすると、指定したボリューム内のすべてのスライスとディスクが表示されます。
[表示]:[詳細表示切替え] メニューで [プロキシオブジェクト] が選択されている場合、下記の範囲ごとにプロキシオブジェクトの構成を確認することができます。
ノード内のプロキシオブジェクト構成
クラス内のプロキシオブジェクト構成
グループに関連するプロキシオブジェクト構成
シングルディスク内のプロキシオブジェクト構成
ボリュームに関連するプロキシオブジェクトの構成
ノード内のプロキシオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、ノードのアイコンをクリックすると、指定したノード内のすべてのプロキシグループとプロキシボリュームが表示されます。
クラス内のプロキシオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、クラスのアイコンをクリックすると、指定したクラス内のすべてのプロキシグループとプロキシボリュームが表示されます。
グループに関連するプロキシオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、グループのアイコンをクリックすると、以下の構成情報が表示されます。
指定したグループに関連付けられているすべてのマスタグループまたはプロキシグループ
指定したグループ内および関連付けられているプロキシグループ内のすべてのプロキシボリューム
シングルディスク内のプロキシオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、シングルディスクのアイコンをクリックすると、指定したシングルディスク内のすべてのプロキシボリュームが表示されます。
ボリュームに関連するプロキシオブジェクト構成
GDS 構成ツリーフィールドで、ボリュームのアイコンをクリックすると、以下の構成情報が表示されます。
指定したボリュームに関連付けられているすべてのマスタボリュームまたはプロキシボリューム
指定したボリューム内または関連付けられているボリューム内のすべてのスライス
メイン画面上において、オブジェクトの状態を監視することができます。
オブジェクトの状態は、[基本]:[監視間隔変更] で設定された時間ごとに更新されますが、[表示]:[最新の情報に更新] により、即時に更新することも可能です。
オブジェクトに異常が発生した場合は、警告ランプが点滅 (黄色/赤色) します。
この時、点滅している警告ランプをクリックすると点灯状態の表示になります。
参照
警告ランプの表示状態の詳細については、「4.1 画面の構成」を参照してください。
ディスク故障の検出などにより、オブジェクトの状態に変化が生じた場合は、アイコンの色と状態フィールドの表記が変化します。
参照
アイコンの表示状態の詳細については、「4.3 アイコンの種類とオブジェクト状態」を参照してください。
運用中にディスク装置が異常となった場合は、異常を検出したディスクのアイコンが "赤色" になります。
「5.3.4 ディスク交換」の手順に従って、復旧作業を行ってください。
[表示]:[異常オブジェクト表示] を選択すると、異常があるオブジェクトだけが表示されるため、多数のディスクが接続されている環境でも、異常箇所の特定が容易にできます。
注意
GDS 運用管理で異常とするもの
GDS 運用管理で異常として表示するのは、GDS が異常を検出したオブジェクトのみです。
ディスク装置がハード的に異常な状態となっても、アクセスして異常を検出するまでは、正常な状態として表示されます。
メイン画面では、以下の 2 通りの方法で、オブジェクトの状態の詳細な説明や、復旧方法のヘルプが表示できます。
ポップアップメニューによる状態チェック
プルダウンメニューによる状態チェック
参考
オブジェクト状態の更新
オブジェクトの状態は、[基本]:[監視間隔変更] で設定された時間ごとに更新されます。最新の状態を確認したい場合は、[表示]:[最新の情報に更新] を実行してください。
参照
ディスク故障の検出などにより、オブジェクトの状態に変化が生じた場合は、アイコンの色と状態フィールドの表示が変化します。アイコンの表示状態については、「4.3 アイコンの種類とオブジェクト状態」を参照してください。
オブジェクトの状態チェック
以下のいずれかの方法で、オブジェクトの状態をチェックします。
ポップアップメニューによる状態チェック
メイン画面で対象のオブジェクトを右クリックし、[状態チェック] メニューを選択します。
プルダウンメニューによる状態チェック
メイン画面で対象のオブジェクトを左クリックし、[操作]:[状態チェック] メニューを選択します。
オブジェクト状態通知画面
オブジェクト状態の説明が表示されます。
画面を閉じる場合は、<確認> ボタンをクリックします。
<ヘルプ> ボタンが表示されている場合、<ヘルプ> ボタンをクリックすると、詳細な説明や復旧方法のヘルプが表示されます。