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PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.5
FUJITSU Software

5.1.4 バックアップ

ボリュームを使用しているアプリケーションの動作中に、ボリュームをバックアップすることができます。

以下の 3 種類のバックアップ方式があります。

5.1.4.1 バックアップ (スライス切離し方式)

スライス切離し方式によるスナップショットを利用した、ミラーボリュームのバックアップ操作の流れを以下に示します。

図5.5 バックアップ操作の流れ (スライス切離し方式)

注意

スライス切離しによるスナップショットの利用条件

スライスの切離しができるのは、物理スライスを持つミラーボリュームのみです。したがって、ミラーグループにディスクが直接接続されていない場合は、スライス切離しによるスナップショットの作成はできません。

参照

5.1.4.2 バックアップ (等価性方式)

GDS Snapshot の等価性方式によるスナップショット (プロキシボリューム) を利用した、ボリュームのバックアップ操作の流れを以下に示します。

図5.6 バックアップ操作の流れ (等価性方式)

注意

等価性方式によるスナップショットの利用条件

等価性方式によるスナップショットが作成できるのは、マスタとプロキシのタイプが、ミラーまたはシングルの場合です。詳細は、「A.1.8 プロキシ構成の前提条件」を参照してください。

参照

5.1.4.3 バックアップ (OPC 方式)

GDS Snapshot の OPC 方式によるスナップショット (プロキシボリューム) を利用した、ボリュームのバックアップ操作の流れを以下に示します。

図5.7 バックアップ操作の流れ (OPC 方式)

参照